コミュニケーション能力は、仕事をする上で最も重要とされるスキルの一つです。
企業が新卒採用で重視する能力としても、常に上位に挙げられています。
しかし、「人付き合いが得意ではない」と感じる人には、少しハードルが高いと感じることもあるかもしれません。
企業が新卒採用で重視する能力としても、常に上位に挙げられています。
しかし、「人付き合いが得意ではない」と感じる人には、少しハードルが高いと感じることもあるかもしれません。
そこで今回は、仕事における「コミュニケーション」を紐解きつつ、企業が新入社員に期待することを先輩たちのフリートーク形式でご紹介します。
仕事におけるコミュニケーションって?
1 コミュニケーション力って「仲良くなる」こと?
「コミュニケーション力」と聞くと、「人と仲良くする力」と思う人が多いかもしれません。でも、仕事におけるコミュニケーションには、少し異なる視点が含まれています。
もちろん、仲良くなることも大切ですが、それ以上に大切なのは「円滑に仕事を進めるための双方向のやりとり」。「相手の意図を正しく理解する」「自分の考えをわかりやすく伝える」といった具体的なスキルが重要になります。これらは、特別な社交性がなくても、練習や工夫で誰でも身につけられるものです。
2 「伝える力」と「聴く力」
仕事で最も大切なコミュニケーションスキルの基本は、「伝える力」と「聴く力」です。この2つがあれば、信頼関係を築く第一歩を踏み出せます。
・伝える力
相手に必要な情報を、わかりやすく正確に伝える力です。仕事の進捗を報告したり、相談したりするときは、あらかじめ要点をまとめてから話すことを心がけましょう。
相手に必要な情報を、わかりやすく正確に伝える力です。仕事の進捗を報告したり、相談したりするときは、あらかじめ要点をまとめてから話すことを心がけましょう。
・聴く力
ただ話を聞くだけではなく、話の背景や意図を理解しようとする姿勢が重要です。うなずきや、「わかりました」といった反応をしたり、質問したりすることで相手に安心感を与えることができます。
ただ話を聞くだけではなく、話の背景や意図を理解しようとする姿勢が重要です。うなずきや、「わかりました」といった反応をしたり、質問したりすることで相手に安心感を与えることができます。
3 まずは環境に慣れることからはじめよう
「コミュニケーション力を高める」と言われても、どうすればいいの?と困る人もいるかもしれません。まずは、簡単なことから始めてみましょう。
・挨拶や返事を心がける
朝の「おはようございます」や、頼まれたときの「はい、わかりました」といった基本的なやりとりも、立派なコミュニケーションです。それがきっかけで少しずつ会話が増え、信頼関係が生まれていきます。
朝の「おはようございます」や、頼まれたときの「はい、わかりました」といった基本的なやりとりも、立派なコミュニケーションです。それがきっかけで少しずつ会話が増え、信頼関係が生まれていきます。
・無理をしない
自分を変えなきゃと気負う必要はありません。少しずつ相手のことを知る、自分のことも知ってもらう努力をしていきましょう。
自分を変えなきゃと気負う必要はありません。少しずつ相手のことを知る、自分のことも知ってもらう努力をしていきましょう。
先輩たちはどう思ってる?新入社員に期待することを語ってもらいました!
では、実際に新入社員を迎え入れる企業の先輩たちは、みなさんにどんなことを期待しているのでしょうか? 今回は【株式会社山本工務店】の先輩たちにお話を伺いました。
【株式会社山本工務店】
大阪府のほぼ中心、松原市に本社を構える総合建設会社。創業から70年を迎える地域密着型企業で、「地元のかかりつけ工務店」として土木・建築の両輪で街づくりに貢献しています。
前列中央:山本博史社長
後列左から:山本康介さん(工事部)、太田尚幸さん(工事部)、市岡大輔さん(営業部)
後列左から:山本康介さん(工事部)、太田尚幸さん(工事部)、市岡大輔さん(営業部)
1 仲間に迎えたいのはどんな人?
山本: この仕事はいろんな人との協力が不可欠なので、明るいコミュニケーションがとれる人がいいと思います。
社長: 真面目で明るいコミュニケーションがとれる、これは基本中の基本だね。とは言っても、最初はみんな緊張しているだろうから、身近な先輩がフォローしてあげることも大事だと思うよ。
市岡: うちの会社では、明るいと言えば太田さん(笑) 話しかけやすい雰囲気で、声をかけるのも上手ですよね。
太田: 僕はもともと“超”人見知りで、こんなに話すようになったのは入社してからですよ。社長はよくご存じだと思いますが。
社長: 確かにすごく変わったよね。うちに転職して、自分から会社に馴染もうと努力してきた結果が今につながっていると思います。太田君は新人さんの教育担当に適任だね!
2 一年生に期待することはある?
山本: …… 会社に来てくれたら、それだけで十分じゃないですか?(笑)
一同: そうそう!
社長: 出社してくれたら、太田君がしっかり面倒をみてくれるからね。
太田: 心のシャッターを一センチ開けておいてくれたら、関係性を作れると思います。
市岡: 興味を持つことはコミュニケーションのポイント。相手の持ち物をきっかけに、会話が広がることもあります。
社長: 少しずつ自分を出せるようになるといいね。あとは、相手を気遣う気持ちを持つと、自然に言葉を交わす機会が増えますよ。
山本: 得意なことがあれば、活かしてもらいたいです。SNSに興味がある人だったら、会社の発信を一緒にやってくれたら嬉しい。僕たちだけではなかなか始められないので……。でも、まずは普通に出勤してくれたらそれで十分です!
3 新人さんが落ち込んでいたら、どうしますか?
山本: 二人のときに面白い話で笑わせて、そのあと話を聞けたらいいですね。
太田: 「コーヒー飲む?」みたいな軽い感じから入って、話せる雰囲気をつくるかなぁ。
社長: 相手の表情や態度から察知することも大事だね。そして話を聞くこと。
市岡: 新人さんを一人ぼっちにしない。いろんな人から声をかけてもらえるようにして、会社全体で支える雰囲気を作りたいです。
学生さんへのメッセージ
「とにかくみんなで楽しく仕事をしたい!」それが私たち全員の願い。「こんなことやってみたい」という希望はどんどん教えてほしいですし、みなさんの価値観や考え方から、私たちも大いに学ばせてもらいたいと思っています。
はじめは先輩たちがとても優秀に見えて、「自分にできるだろうか」と心配になるかもしれません。でも、先輩たちも最初から何でもできたわけではないので、焦らず一歩一歩進んでいきましょう。新しい仲間をお迎えすることを今から楽しみにしています。
