「働く」と聞くと、「忙しそう、しんどそう、大変そう」
就職を考え始めたみなさんの中には、そんなイメージを抱く人もいるかもしれません。
就職を考え始めたみなさんの中には、そんなイメージを抱く人もいるかもしれません。
では、実際に社会で働いている先輩たちは、働くことをどのように感じているのでしょうか?
今回は“仕事中のリアル(ON)”と、“仕事から離れた時間(OFF)”という二つの視点から、「はたらくをたのしく」していくためのヒントを探っていきます。
今回は“仕事中のリアル(ON)”と、“仕事から離れた時間(OFF)”という二つの視点から、「はたらくをたのしく」していくためのヒントを探っていきます。
お話しをうかがったのは
株式会社ヤマトクリエイション
株式会社ヤマトクリエイション
商業空間の内装デザインやディスプレイ、マネキン・什器のリースなどを手掛ける企業です。モノを飾るだけでなく、最新のトレンドと確かな技術力で、人々の心を動かし、ブランドの魅力を最大化する空間体験をプロデュースしています。
1、仕事中のリアル 「ON」
華やかなイメージを持たれがちな空間づくりの仕事ですが、実際の現場は時間との勝負で、体力も判断力も求められます。思いどおりに進まないことも多く、「正直、しんどい」と感じる場面も少なくありません。それでも先輩たちは、現場の最前線で、一つひとつ判断を重ねながら仕事と向き合っています。
「百貨店の設営では、営業終了後から翌朝までの限られた時間で作業を終えなければなりません。どれだけ事前に確認しても、現場に入って初めて分かる制約も多く、そのたびに配置を組み替え、作業順を調整し直します。時間の制約がある中で、品質と安全を両立させなければならないので、正直かなり神経を使います」
「現場では常に判断を求められます。たとえば、業者同士の作業が重なりそうになったとき、どちらを先に入れるか、その場で段取りを決めなければなりません。不安から判断が遅れると、さらなるトラブルが起きてしまうこともあるので、今するべきことは何かを常に考えながら仕事に取り組んでいます」
2、仕事モードに入る瞬間はどんな時?
ひとたび仕事がはじまると、現場には独特の緊張感が生まれます。ぼんやりしたままでいると、作業効率が上がらないだけでなく、思わぬ事故につながることも。先輩たちは、日々どんな瞬間にスイッチを入れ、仕事モードへ切り替えているのでしょうか。
「事務所のドアを開けた時の一発目の挨拶です。人が見えた瞬間に『おはようございます!』と元気に言うことで、スイッチが入ります」
「出社してメールを見た時です。席に座ってパソコンをつけて、メールが更新されていく瞬間、『さあ、やろう』と気持ちが切り替わります。やることが明確になると、仕事モードになるんだと思います」
「朝、鏡に向かって、とびきりの笑顔をつくることを日課にしています。やるとやらないとでは気持ちの入り方が全然違いますね。一日が笑顔で始まると気持ちがいいです」
3、仕事中にうまく「OFF」を取り入れるコツは?
仕事は、ずっと気を張り続けていては続きません。忙しい仕事の合間にも、意識的に気持ちをゆるめる時間をもつことが、パフォーマンスの高い仕事を続ける秘訣のようです。
「仕事に詰まっている時、近くの人と話したり、気さくに声をかけてもらえたりすると、リフレッシュできてありがたいです。話が盛り上がって、『あれ、いまはON?それともOFF?』って、境目がわからなくなることもありますが、それぐらい仕事が楽しい!ということでしょうか(笑)」
「遠方の現場や夜間工事があり、一日の労働時間が固定ではなく自分で調整できる点はメリハリにつながっています。初めての場所を訪れたときは、空き時間に周辺を散策することも良い気分転換に。また、休めるときはしっかり休む時間を確保することも大切にしています」
「夜は、お気に入りの飲み物をデスクでゆっくり味わって、肩の荷をおろしてから帰宅するようにしています。脳内がしっかり切り替わるので、おすすめです」
4、仕事から離れた時間 「OFF」
仕事は一日の多くの時間を占めていますが、日々の中には仕事以外の暮らしの時間も存在しています。先輩たちは、仕事のある日も休日も、自分なりの過ごし方でその時間を楽しみながら、生活全体のリズムを大切にしていました。
「家でじっとしていることはほとんどなく、ドライブやキャンプなど、アウトドアに出かけることが多いです。外に出ていろいろなものを見たり聞いたりすることが、結果的に仕事にも良い影響を与えていると感じています」
「基本的にアクティブなので出かけることが多いです。趣味がライブに行くことなので、推しの遠征も有給休暇を使って楽しんでいます(笑)『週末はこのライブがあるから、そのために仕事頑張ろう』というご褒美方式で、一週間のモチベーションを保っています」
「神輿(みこし)の同好会に入っていて、担ぎ手としていろいろな神社のお祭りに参加しています。4月から9月まで、基本的に土日の予定はすべて埋まっているので、プライベートも常に活動していますね。そんなに動き続けて体を壊さないかと心配されますが、寝れば回復するので大丈夫です(笑)」
「ジム通いにハマっていて、今日はゆっくりするぞという日も、ジムの予定は入れています(笑)あとは韓国が好きで、年に数回訪れています。オフが楽しいと仕事にも張り合いが出ますね」
5、まとめ
現場で汗をかく時間、判断を求められる瞬間。そして、仕事から離れて自由にリフレッシュする時間。その両方を知ることで見えてきたのは、「はたらくをたのしく」続けていくための等身大のヒントです。
仕事には大変な場面もありますが、オンとオフを行き来しながら自分なりのリズムをつくっていくことで、働く時間そのものを少しずつ味わえるようになっていくのかもしれませんね。これから社会に出るみなさんにとって、「はたらくことは、思っているよりも前向きで楽しいものかもしれない」と感じられるきっかけになれば幸いです。
