近年、AIが普及し始め、世の中の流れが大きく変化しようとしています。中でも、特に影響がありそうな業界に「IT業界」が挙げられるのではないでしょうか。簡単なプログラミングであれば、もはやAIでコーディングできてしまうという話も聞きます。
そこで今回は、東京都と神奈川県を主な活動拠点とする「株式会社ドライビングフォース」の現役エンジニア3名にお集まりいただき、システム開発現場の実情についてお話を伺いました。
【メンバー】
児玉 晃久(コダマ アキヒサ)様 入社6年 システムエンジニア
山本 かりん(ヤマモト カリン)様 入社3年 プログラマ
玉城 翔太(タマキ ショウタ)様 入社6年 プログラマ
※以下敬称略
Q.ITの仕事に興味を持ったきっかけは何ですか?
児玉:高校生の頃にゲームを作りたくて、興味を持ったのが最初ですね。もともとプログラマを目指していましたが、大学進学後に、資格を取るため基盤の方へシフトしたんです。それからは、ずっと基盤系のエンジニアとして働いています。
玉城:自分は学生の頃に、映画か何かで観たハッカーに憧れて、IT業界を目指すようになりました。でも実際に、業界で働き始めたのは25歳くらいの頃です。自分は、未経験で飛び込んだのですが、周りは能力の高い人たちばかりで、圧倒されたのを憶えています。
山本:私は大学の就職活動で、初めてIT業界に興味を持ちました。父がエンジニアで、「IT業界も面白いよ」と言われたのが、そもそものきっかけです。会社説明会で、いくつかの企業から「エンジニアになりたいなら、こんな勉強したらいいよ」と教えていただき、そこから勉強を始めました。勉強してみると意外と楽しくて、そのまま今の会社へ就職しました。
Q.これまでの仕事で大変だったことや失敗談はありますか?
児玉:以前、システム切り替えの仕事があって、そのとき2日間徹夜で作業したのが印象深いですね。その現場には、何百人という人たちが関わっていて、みんなが徹夜で作業をしているような状況でした。途中、ネットワークがつながらなかったり、データベースの移行したデータがおかしかったりと、さまざまなトラブルに見舞われましたが、その都度、全員で力を合わせて解決していきました。
すべての作業が終了したときの達成感は、格別なものがありましたね。徹夜すれば、何とかなるものだなと(笑)
玉城:それは大変でしたね!徹夜すればいいという時代ではないとは思いますが、苦労を共にした仲間との仕事は印象に残りますし、自分にとっていい経験になりますよね。
児玉:そうですね!それともう一つ。あるプロジェクトで使用するデータベースのバージョンが、ほかのシステムとつながらないことが判明したことがありました。すでに進行中のプロジェクトだったため、ここからの変更は厳しい状況でした。しかし、こればかりは仕方がありませんでした。お客様へ正直にお話し、別案を提示して、変更をご了承いただいたという経験があります。
そのときの経験から、「正直にお話する姿勢とスピード感」が大切だと学びましたね。
玉城:私は、ある組込みシステムの一部を担当してバグが見つかった時の話ですかね。納品後お客様から、自分が担当した部分にバグがあると連絡があったのです。自分では、ちゃんとやった自負があったので大丈夫なはずだと思っていたのですが、実際に確認してみると、その部分がすっぽりと抜け落ちていました。すぐに上司と担当したメンバーの数人で謝罪へ向かい、正に平謝り。自分のミスのために、謝罪してくださる上司の後ろ姿を見て、二度とやるまいと自分の中にしっかりと刻みました。その失敗からの学びは今も活きています。
山本:私の場合、プログラムを作成する際に、仕様の変更などで何回も修正が発生してしまい、苦労したことがあります。通常はそこまで多くないのですが、そのときは意思疎通がうまくいかず、出しては修正、出しては修正を延々と繰り返すことになってしまいました。完成したときは、ようやく終わったとホッとしましたが、それ以降は、自分から積極的にコミュニケーションをとって、作業進捗の報告や確認をするようにしています。
児玉:失敗や大変なことはどんな仕事でもありますが、見方を変えれば成長の機会だと思います。それに、何かあってもこの会社のみなさんは親身になって助けてくれるのでありがたいですね。
Q.これまでのお仕事での成功体験をお聞かせください
山本:先ほど大変だった仕事の方でお話した修正の件なのですが、その後、早めの確認作業などを徹底したことにより、修正ゼロやあっても1回と、修正回数を大幅に削減できたことが私にとっては成功体験だと思っています。うまく行かないことがあっても、振り返り、早めに改善することによって自分の成長にもつながり、ポジティブな結果にもなると思っています。
児玉:長く経験していると、その経験則から大丈夫そうな仕事と、難しそうな仕事とがわかるようになってきます。難しそうな仕事は、受注前の段階でも不安要素をクリアしておくことが大切です。具体的な成功体験というわけではないですが、私は常にこのことを意識しながら仕事へ向かっていて、それが仕事を成功に導いてくれると思っています。
玉城:自分の中での成功体験は、システムのリプレースをしたときのことです。その仕事は、かなり大掛かりで時間もかかる現場でした。しかし、お客様の理解もあり、しっかりと時間をかけて作業ができたため、自分としては大変満足のいく仕事となりました。準備もしっかりして、丁寧な仕事を心がけることで、自分たちにとってもお客様にとってもご満足いただける仕事ができると思います。
Q.この会社の魅力は何ですか?
児玉:この会社は、とにかくみんな仲がいいのが魅力ですね。定例会などで、みんなと話したり、学んだりして絆を深めています。今度、幕張メッセで開催されるAIのイベントへ、会社のみんなで参加する予定もしています。仕事で行き詰ったときなども、会社のみんなと接することで気持ちがリフレッシュされるので、私にとってかけがえのない存在です。
山本:月に一度の定例会でみんな集まるのですが、気軽に参加できる雰囲気があることが魅力だと思っています。また、会長や社長の距離も近く、自分の意見も言いやすいですし、困ったときは皆さん力を貸してくださって、何かあれば相談もしやすいのもこの会社のいいところだと感じています。
玉城:お二人もおっしゃっていますが、みんな仲が良くて話しやすい雰囲気があるのがこの会社の良いところだと思います。また、会長や社長、役員の方々が、社員の意見をちゃんと聞いて拾ってくれるのも魅力だと思います。やりたいことがある人は、それを提案し実現できる環境なので、それがいいですね。
Q.最後に、これからIT業界を目指す学生のみなさんに向けてメッセージをお願いします
児玉:新しいことに、どんどんチャレンジしていってください。昔と違い、IT業界もだいぶ働きやすくなりました。徹夜作業なども、今はありません(笑)
とにかく、仕事もプライベートも楽しんでほしいですね。
山本:私は、大学までITなどに触れたこともなく、業界へ飛び込みましたが、今ではとてもよかったと思っています。就職活動は大変なので、気分が落ち込むこともあるかもしれません。しかし、「意外と簡単なんだ」と思い込んでしまえば、すんなりできてしまうこともあります。ためらわず、ぜひ自信をもって挑戦してみてください。
玉城:IT業界は、とかくエンジニアや技術にフォーカスされがちですが、それ以外にもさまざまな仕事があります。自分も未経験で入りましたが、どんな人でも必ずフィットするポジションがありますので、難しく考えすぎずに興味があったら飛び込んでみてください!
まとめ
今回は、現役で活躍されている3名のエンジニアの方から、これまでの経験や仕事に対する想いなどを語っていただきました。
今後、AIがさらに進化し、より社会に影響を与える存在となっても、真摯に仕事へ向う姿勢が大切なのだと感じました。そして、AIの台頭を危惧するばかりでなく、まずはAIを知り、AIを使う側に立つことが大切なのだと。
今回、お話を伺った3名が所属する「株式会社ドライビングフォース」では、今後AI人材の育成にも力を入れていくそうです。
気になったらぜひチャレンジしてみてください!
