名古屋の割烹料理店では草分けとして知られる「ふじ原」は、浪速割烹の名店で16年間修業した大将が2004年に開業した料理店です。当時、「名古屋にはおいしいものがない」との声を多く聞き、「それなら自分がうまい料理屋をつくろう」と発起したとのこと。本格的な日本料理をアラカルトで提供する名店として、接待での利用からご家族連れまで、幅広いお客様に支持されています。
会話をしながら、食べたいものを提供する「浪速割烹」
浪速割烹とは、大阪を中心とした関西地域で発展した日本料理のひとつです。伝統的な京料理の影響を受け、素材の持ち味を活かした繊細な味付けや美しい盛り付けなど、季節感を大切にした料理が特徴です。また、料理人がカウンター越しに、直接お客様と対話しながら料理を提供するスタイルが一般的で、お客様は好きな食材を、好きな調理法で楽しむことができます。「ふじ原」では常時、100以上の献立を提供。一文字一文字丁寧に書かれたお品書きで、お客様をお迎えしています。
「うまい」「おいしい」料理へのこだわり
「料理は美味しくなければ意味がない」という大将の信念のもと、食材選びから調理法には徹底してこだわり、確実に美味しい料理を提供することに努めています。献立の中には、誰もが馴染みのあるアジフライやハンバーグといったメニューも。日常的に親しみのあるメニューだからこそ、厳選食材を使用してさらに美味しく仕上げることで感動が引き立ち、お客様の高い満足度につながっています。また、食材を余すことなく使い切る調理法も、浪速割烹の特徴のひとつです。さまざまな工夫を凝らしながら、素材を活かしきる料理技術を身につけることができ、料理人としての幅が広がります。
「料理人としての身を支えるのは、技術よりもまず人間力」と語る大将。挨拶や返事といった基本を大切にし、さぼらず仕事をすれば、必ず努力は実を結ぶと、いつもスタッフに伝えているそうです。仕事中は厳しくても、オフタイムでは食事会や社員旅行など、にぎやかに交流する機会も多いとのこと。妥協なく、本当に美味しい料理を作れる料理人を目指す方は、一度お店を訪問してみてくださいね。
