世界を驚かせるショコラを生み出す、その発想は一体どこからやってくるのでしょうか。
新しい素材との出会い。
初めて訪れる土地で感じたこと。
そして、自分の好きなことや、そこから生まれるさまざまな経験。
一見、お菓子づくりとは関係のないように思えることも、何かに興味を持ち、深く知ろうとすることで、新しい発想へとつながっていきます。
小山シェフは、日々の生活やさまざまな経験の中で、何に目を向け、どのようにして新しいアイデアを生み出しているのでしょうか。
そして、その発想を一粒のショコラへとつなげていくために、大切にしていることとは。
また、そんな小山シェフのもとで働くエスコヤマのスタッフたちは、何を見て、何を感じ、どのように学んでいくことが大切なのでしょうか。
ただ技術を教わるだけではなく、自ら興味を持ち、考え、学びを深めていくこと。
さまざまなジャンルの「本物の美味しさ」に触れられるエスコヤマだからこそ、そこには数多くの学びの機会があります。
第3回は、小山シェフの発想の源泉と、日々の経験や発見を創作へとつなげる考え方、そしてエスコヤマで学ぶことの意味について伺いました。
また、今回の投稿では、小山シェフと中川さんがともに訪れた、コロンビアでの写真もご紹介しています。
二人が現地で過ごしたひとときの様子も、ぜひあわせてご覧ください。
─────────────────────
《第2章|エスコヤマで追求できること。そして、学び方を考える。》
【Q4.日々、どのようなところから商品企画や開発の発想を得ているのでしょうか。】
小山シェフ:
創作の始まりは、自分の心が動くことです。
旅先の景色や食文化、初めて出会う素材、音楽、映画、ドラマ、アニメ。お菓子と直接関係がなさそうなものからも、発想は生まれます。
ショコラでは、香りや素材の関係をかなり深く掘り下げています。これまでの作品を通して、お客様にもその楽しみ方を受け取っていただけるようになり、僕自身の表現を追求できるようになったと感じています。
一方、季節のお菓子を考えるときは、もっと素直な「食いしん坊の自分」が動きます。この季節に、こんなお菓子が食べたい。この果実を、こんな食感や温度で楽しみたい。その気持ちから、一気に形になることもあります。
学生の皆さんにも、まずは今、自分が興味を持っているものを深く掘り下げてみてほしいですね。
何が好きなのか。どこに惹かれるのか。なぜ心が動くのか。
好きな音楽でも、映画でも、生まれ育った土地でもいい。一つのことを深く知ると、自分の中に判断の軸ができます。その経験は、次に興味を持ったものを見るときにも生きてくるんです。
自分の「好き」をよく知ることは、自分自身を知ることでもあります。それが、やがて自分らしい創作の土台になります。
【Q5.エスコヤマで「学ぶ」とは、どのようなことでしょうか。ここでは、どのような力を身につけられますか。】
小山シェフ:
まず、美味しさのお手本が、日々の仕事の中にあることです。
自分の好みを知ることは大切ですが、それと同時に、自分がまだ知らない美味しさに触れることも必要です。多くのお客様に支持され、海外でも評価を受けてきたお菓子を実際に味わいながら、自分の味覚を更新していくことができます。
そして、レシピや作業手順だけでなく、その理由まで学んでほしいと思っています。
なぜ、この素材を選ぶのか。
なぜ、この温度で、この順番でつくるのか。
なぜ、この厚みや食感が必要なのか。
同じ作業でも、理由を理解しているかどうかで、得られるものは大きく変わります。
エスコヤマには、さまざまなカテゴリーのお菓子があります。自分の担当をしっかり身につけながら、関心を広げていけば、配属部署を越えて学ぶきっかけもあります。
僕自身から、創作の背景や素材について直接話を聞けることも、その一つです。また、中川のように、日々の仕事を積み重ねながら自分の表現を育てている先輩と、一緒に働くこともできます。
味わいの周りにある、パッケージや空間、言葉、ビジュアルの大切さも体感してほしいですね。お菓子が人に届くまでには、いろいろな仕事がつながっていますから。
その環境の中で、「なぜだろう」「自分ならどうするだろう」と考えてみる。そして質問し、確かめ、やってみる。その繰り返しで、目の前にあるお手本が、自分自身の力になっていくのだと思います。
新しい素材との出会い。
初めて訪れる土地で感じたこと。
そして、自分の好きなことや、そこから生まれるさまざまな経験。
一見、お菓子づくりとは関係のないように思えることも、何かに興味を持ち、深く知ろうとすることで、新しい発想へとつながっていきます。
小山シェフは、日々の生活やさまざまな経験の中で、何に目を向け、どのようにして新しいアイデアを生み出しているのでしょうか。
そして、その発想を一粒のショコラへとつなげていくために、大切にしていることとは。
また、そんな小山シェフのもとで働くエスコヤマのスタッフたちは、何を見て、何を感じ、どのように学んでいくことが大切なのでしょうか。
ただ技術を教わるだけではなく、自ら興味を持ち、考え、学びを深めていくこと。
さまざまなジャンルの「本物の美味しさ」に触れられるエスコヤマだからこそ、そこには数多くの学びの機会があります。
第3回は、小山シェフの発想の源泉と、日々の経験や発見を創作へとつなげる考え方、そしてエスコヤマで学ぶことの意味について伺いました。
また、今回の投稿では、小山シェフと中川さんがともに訪れた、コロンビアでの写真もご紹介しています。
二人が現地で過ごしたひとときの様子も、ぜひあわせてご覧ください。
─────────────────────
《第2章|エスコヤマで追求できること。そして、学び方を考える。》
【Q4.日々、どのようなところから商品企画や開発の発想を得ているのでしょうか。】
小山シェフ:
創作の始まりは、自分の心が動くことです。
旅先の景色や食文化、初めて出会う素材、音楽、映画、ドラマ、アニメ。お菓子と直接関係がなさそうなものからも、発想は生まれます。
ショコラでは、香りや素材の関係をかなり深く掘り下げています。これまでの作品を通して、お客様にもその楽しみ方を受け取っていただけるようになり、僕自身の表現を追求できるようになったと感じています。
一方、季節のお菓子を考えるときは、もっと素直な「食いしん坊の自分」が動きます。この季節に、こんなお菓子が食べたい。この果実を、こんな食感や温度で楽しみたい。その気持ちから、一気に形になることもあります。
学生の皆さんにも、まずは今、自分が興味を持っているものを深く掘り下げてみてほしいですね。
何が好きなのか。どこに惹かれるのか。なぜ心が動くのか。
好きな音楽でも、映画でも、生まれ育った土地でもいい。一つのことを深く知ると、自分の中に判断の軸ができます。その経験は、次に興味を持ったものを見るときにも生きてくるんです。
自分の「好き」をよく知ることは、自分自身を知ることでもあります。それが、やがて自分らしい創作の土台になります。
【Q5.エスコヤマで「学ぶ」とは、どのようなことでしょうか。ここでは、どのような力を身につけられますか。】
小山シェフ:
まず、美味しさのお手本が、日々の仕事の中にあることです。
自分の好みを知ることは大切ですが、それと同時に、自分がまだ知らない美味しさに触れることも必要です。多くのお客様に支持され、海外でも評価を受けてきたお菓子を実際に味わいながら、自分の味覚を更新していくことができます。
そして、レシピや作業手順だけでなく、その理由まで学んでほしいと思っています。
なぜ、この素材を選ぶのか。
なぜ、この温度で、この順番でつくるのか。
なぜ、この厚みや食感が必要なのか。
同じ作業でも、理由を理解しているかどうかで、得られるものは大きく変わります。
エスコヤマには、さまざまなカテゴリーのお菓子があります。自分の担当をしっかり身につけながら、関心を広げていけば、配属部署を越えて学ぶきっかけもあります。
僕自身から、創作の背景や素材について直接話を聞けることも、その一つです。また、中川のように、日々の仕事を積み重ねながら自分の表現を育てている先輩と、一緒に働くこともできます。
味わいの周りにある、パッケージや空間、言葉、ビジュアルの大切さも体感してほしいですね。お菓子が人に届くまでには、いろいろな仕事がつながっていますから。
その環境の中で、「なぜだろう」「自分ならどうするだろう」と考えてみる。そして質問し、確かめ、やってみる。その繰り返しで、目の前にあるお手本が、自分自身の力になっていくのだと思います。
