株式会社木村工務店は、
新築住宅・リフォームの設計から施工までを一貫して自社で手がけるとともに、
建築家が設計した建物の施工も手がける会社です。
建築家が設計した建物の施工も手がける会社です。
大阪市生野区に本社を構えて、創業から約90年。
この長い歴史を支えてきたのは、確かなものづくりを支える、
当社独自の文化にあるといっても過言ではありません。
今回は、そんな木村工務店が真摯に守り続ける文化と、
そこから広がる、他社にはないちょっと「おもろい」取り組みを、
わかりやすくご紹介します!
「ものづくり」の仲間を想う文化
木村社長:現場を社員とともに支え続けてくれているのは、高い専門技術を持つものづくりの仲間たち。当社では、職人左官職人、屋根職人など、協力会社の皆さんの集まりを「精親会」と呼び、約30社の仲間と定期的にイベントを開催しています。
たとえば、安全祈願や商売繁盛の神事と宴会を組み合わせた「初午祭」は、毎年恒例になっている行事のひとつ。精親会の皆さんを本社へ招き、一階の木材加工場を宴会場に仕立てて、おでんや料理を振る舞い、日ごろの感謝を伝えています。そして、お酒を飲みながら他愛もない話で盛り上がる。最近は飲まない人だって多いですが、各々自由に楽しんでくれていますね。
木村社長:この初午祭は初代・先代も非常に大切にしてきた行事です。
時代とともに集まる場所や内容は変化していますが、昔も今も現場と社員を繋ぐかけがえのない場。当社のものづくりには、本当に欠かすことができないイベントなんです。
時代とともに集まる場所や内容は変化していますが、昔も今も現場と社員を繋ぐかけがえのない場。当社のものづくりには、本当に欠かすことができないイベントなんです。
そして、精親会の皆さんへ感謝の気持ちを込めて、社員がイチから準備を手掛けるのも毎年の恒例。宴会に必要なカウンターやステージも、図面を引いてイチから準備しています。日頃から磨いている施工の腕が試されるので、皆で楽しみながら会場を作りあげているんですよ。
自社の文化が、地域や人を元気にする
貴徳専務:社員と精親会の皆さんが一緒に行うもうひとつの恒例イベントが、2年に1回程度の旅行です。昨年は軍艦島、その前は三陸へ行きました。その地域の美味しいものを食べ、スポーツやアトラクションも楽しみながら、繋がりを深める。
そしてただ旅行するだけでなく、必ずその土地の建築を一緒に見て学ぶことも大切にしてるんです。好きな建築を通して価値観を共有するのも、この旅の大切な目的のひとつになっていますね。
そしてただ旅行するだけでなく、必ずその土地の建築を一緒に見て学ぶことも大切にしてるんです。好きな建築を通して価値観を共有するのも、この旅の大切な目的のひとつになっていますね。
木村社長:ちなみに精親会が集まる1Fの木材加工場では、近年ワークショップやイベントスペースとして一般の方にも開放しています。お正月には餅つきイベントなども開催。地域の皆さんが集まれる、コミュニケーションの場にもなっているんです。
また、ワークショップで評判が良かったカレーを、週末だけオープンする店舗として木材加工場の隣に開店。店舗を含めた1Fを「まちのえんがわ」として開放し、地域に開かれた工務店として、生野区のまちづくりにも協力しています。
また、ワークショップで評判が良かったカレーを、週末だけオープンする店舗として木材加工場の隣に開店。店舗を含めた1Fを「まちのえんがわ」として開放し、地域に開かれた工務店として、生野区のまちづくりにも協力しています。
貴徳専務:そのほかにも、空き家再生や空き家をカフェにして交流を生む活動など、本当に色々なプロジェクトにも参加しています。本社の前にある自宅を開放するイベントなどもやっているので、「おもろい取り組みですね」といっていただくことも多いですね。だから、新しい取り組みの多くは、興味を持った方からお声がけいただいたものばかり。「おもろい」という興味から、人から人へと広がり、繋がっていってる感じです。
たとえば空き家プロジェクトも、区の担当の方が声をかけてくださったのが始まりで。本社1Fを開放する取り組みをご覧になって、「おもろい」と感じてくださったのがきっかけです。そもそも1Fは精親会が大切にしてきた、ものづくりの原点といえる場所。ここから繋がりが生まれることにもご縁を感じますね。
「精親会への想い」は建築に、「おもろい」は人に繋がる
木村社長:こうして色々な行事やイベントを通して職人の皆さんへ感謝を届けるのは、職人なしでは建築が成り立たないからです。
初代・先代も当時からこのことに気づき、「職人さんを大切にする」という文化を根付かせてきたのだと考えています。工務店であれば、どんな会社でも外注するパートナーの力が必要。だからこそ、コミュニケーションをしっかりとって、仲間として繋がることが大切なんですよね。
初代・先代も当時からこのことに気づき、「職人さんを大切にする」という文化を根付かせてきたのだと考えています。工務店であれば、どんな会社でも外注するパートナーの力が必要。だからこそ、コミュニケーションをしっかりとって、仲間として繋がることが大切なんですよね。
精親会は、言ってみれば「仕事をしやすくするコミュニケーションの土壌」です。
コミュニケーションの練習の場でもあるので、精親会の宴会は宴会芸も無いし、無理にお酒を飲まされることもない。社員と職人が一体となって会話を楽しみ、親睦を深められる場になっているのも大きな特徴です。
コミュニケーションが円滑になると、ものづくりの質は本当に良くなる。
お客様のご要望をしっかりと叶え続けるためにも、職人の力は無くてはならないものです。長く歴史が続けば、木村工務店に関わる人も当然変わる。だからこそ私たちはこの想いを大切に、今後も一層仲間や地域の皆さんとの繋がりを深めていきたい想いがあります。
