「施工管理」って、なんだか体育会系なイメージありませんか?
現場で大声を出して指示を飛ばしたり、ヘルメット姿で汗だくになって走り回ったり……。
もちろん、そんな一面もありますが、実は “めちゃくちゃ頭を使う仕事” でもあるんです。
もちろん、そんな一面もありますが、実は “めちゃくちゃ頭を使う仕事” でもあるんです。
今回は滋賀県でトップクラスの実績を誇る株式会社桑原組のみなさんに、ちょっと知的で、ちょっとドラマチックな施工管理の世界を教えてもらいました!
お話を伺ったのは……
【株式会社桑原組】
株式会社桑原組(くわはらぐみ)は、滋賀県を中心に道路や建物をつくっている建設会社です。滋賀県内の土木・建築分野における実績はトップクラス。地域に根ざしたまちづくりで高い信頼を得ています。
右:桑原勇人副社長 ・ 左:岩﨑勇斗さん(現場監督/技術主任)
現場は巨大なパズル!予測と読み解きで完成させる
※以下敬称略
岩﨑: 工事には必ず「工期」があります。つまり、時間との戦い。まずは全体の工程を組み立てて、月間・週間・日ごとのスケジュールへと細かく落とし込んでいきます。そのときに必要なのが「段取り力」。“段取り八分”という言葉があるように、準備で工事の8割は決まるとも言われる重要スキルです。
桑原:「段取り力」とは、簡単に言えば「先読み力」のこと。たとえば、翌日にコンクリート工事を控えていて、「よし、明日は打設だ!頑張るぞ!」と気合いを入れても、当日になって「え、コンクリートこないの!?」なんてことが起きたら、もう目も当てられませんよね。準備したつもりが業者の手配を忘れていて、丸一日ムダになってしまった……なんて話も実際にあるんですよ。
岩﨑: 特に大規模な工事になると、コンクリートだけで1日200 m³以上、ミキサー車50台分の手配が必要になることもあります。加えて、ポンプ車、左官屋、土工さんの人員までセットで準備。これを当日に「お願いしまーす」なんて言っても、絶対ムリですよね(笑)
岩﨑: 特に大規模な工事になると、コンクリートだけで1日200 m³以上、ミキサー車50台分の手配が必要になることもあります。加えて、ポンプ車、左官屋、土工さんの人員までセットで準備。これを当日に「お願いしまーす」なんて言っても、絶対ムリですよね(笑)
桑原: 現場が巨大なパズルだとしたら、作業や工程といったピースを、どの順番でどうはめるかを考えるのが「段取り力」。しかも、ピースの形は日々変化するから、施工管理はまさに「正解のないパズル」に挑むような仕事だと思います。
日々変わり続ける現場で、動くピースに挑め!
岩﨑: 建設現場って、実はひとつとして同じものがありません。同じ設計図でも、地盤や環境、関わる人によって、進め方がガラッと変わります。「この前はうまくいったやり方、今回は通用しないかも…」なんてことは日常茶飯事。天候から職人さんの得意・不得意まで、あらゆる情報をキャッチ・分析しながら、日々段取りを組み直しています。
桑原: いつ何が起こるかわからないからこそ、想定されるトラブルを未然に防ぐための対応も欠かせませんね。近隣の住宅の様子を見て作業時間を考慮したり、付近に車が停まっていたら傷がつかないようにカバーをかけたり。住民の方と世間話をしながら、さりげなく理解と協力をお願いするのも大切な段取りのひとつです。
観察力・想像力・調整力、すべてをフル稼働させながら、何かあったらすぐ動く!ある意味、サバイバルゲームです(笑)
観察力・想像力・調整力、すべてをフル稼働させながら、何かあったらすぐ動く!ある意味、サバイバルゲームです(笑)
チャレンジできる環境で、若手の「勘どころ」を育てる
桑原:「段取り力」は、当然すぐに身につくわけではありません。経験して磨かれていくスキルなので、当社では若手社員にもどんどんチャレンジしてもらっています。
先ほどのコンクリートの発注も、必要な量の計算から任せると、リアルな感覚が身につきますよね。「あれ、多すぎた……」「やばい、足りない!」ということがあっても、先輩がきちんとフォローする体制を整えています。現場でしか得られない勘どころを育てるって、大事ですね。
先ほどのコンクリートの発注も、必要な量の計算から任せると、リアルな感覚が身につきますよね。「あれ、多すぎた……」「やばい、足りない!」ということがあっても、先輩がきちんとフォローする体制を整えています。現場でしか得られない勘どころを育てるって、大事ですね。
岩﨑: ベテランになると、先読み力の精度はケタ違いに高くなります。現場を見ただけで工事の難易度が読めたり、天気予報を深読みして手配を前倒ししたり。想定外のことが起きまくっても、なぜか工期が遅れないという、神わざのような管理をする監督もいます。「あの人が段取りした現場はトラブルが少ない」と、信頼される監督は、みんなの憧れですね。
ピースがぴたりとハマる瞬間を、あなたにも
岩﨑: たしかに体力勝負の仕事という面はあるけれど、考え続けなければならない施工管理は、脳みそに汗をかく仕事でもあります。観察力、調整力、判断力、コミュニケーション力などをフル稼働して、すべてのピースがぴたりと噛み合ったとき(現場が滞りなく進み、美しく仕上がったとき)の達成感は、何ものにも代えがたい喜びがあります。
桑原: ピースを整え、はめ込んでいく過程は地味かもしれませんが、「あの一手が効いた!」「チームで乗り越えた!」という実感は、仕事を続けていくモチベーションになります。
私たちは“誰かが作った会社”に乗っかるのではなく、“自分たちでこれからの会社をつくっていく”という意識を大切にしています。最初は小さなピースから、あなたの手で現場を動かし、自分の段取りで建物がカタチになっていく感動を、ぜひ味わってください。
私たちの現場に、あなたのピースが加わる日を楽しみにしています!
私たちは“誰かが作った会社”に乗っかるのではなく、“自分たちでこれからの会社をつくっていく”という意識を大切にしています。最初は小さなピースから、あなたの手で現場を動かし、自分の段取りで建物がカタチになっていく感動を、ぜひ味わってください。
私たちの現場に、あなたのピースが加わる日を楽しみにしています!
