社会人デビューのリアルレポでは、笹本さんの入社から1年間を密着していきました。
入社1年目は、できることが少し増えた実感と、まだまだ分からないことも多いな……という不安が入り混じる時期です。
入社1年目は、できることが少し増えた実感と、まだまだ分からないことも多いな……という不安が入り混じる時期です。
今回は社会人デビューのリアルレポ【番外編】。
奮闘する新卒2年目の社員と先輩社員に、社会人になってからの1年間を振り返りながら、ひとつの現場を通して得た経験や気づきについて語っていただきました。
お話を伺ったのは……
先輩:福永智也さん 施工管理
2018年入社 / 京都建築大学校 出身
野菜は嫌いですが、毎朝のファストフード店での朝食(2セット)では野菜ジュースをチョイスしています。
後輩:笹本歩夢さん 施工管理
2025年入社 / 修成建設専門学校 出身
趣味は筋トレ、80kgの建材も一人で運びます。ボディビルダーの大会にも出ています。
◎お互いの第一印象は?思い出に残っているエピソードを教えてください。
福永さん(先輩):入社式や会議で顔は合わせていましたが、正直そこまで話す機会はなく、現場で一緒になってからお互いを知っていった、という感じですね。笹本くんは会議で誰よりもハキハキ話していたので「しっかりしている子なんやろうな」と思っていたらその通りでした(笑)
笹本さん(後輩):すごく「できる人」という印象でした。何を聞いても教えてもらえましたし、職人さんに聞かれることには全部その場で答えていて、すごいなって。自分も将来はこんな風になれるのかなぁと思うと、希望が持てました。
◎1年間を振り返って、一番成長したと思うことは?
笹本さん(後輩):コミュニケーションがとれるようになったことです。現場に入った頃は、初めて会う職人さんに何をどう聞けばいいのか分からなくて、言葉が詰まる瞬間がありました。福永さんのやりとりを近くで見て、相手の言葉を拾って返すとか、確認の順番を変えるとか、学んで吸収できたことは大きかったです。あとは計算。あまり得意ではないので苦労しましたが、だいぶできるようになったと感じています。
福永さん(先輩):笹本君については、コミュニケーションは心配していなかったけどね(笑) 十分できていたから、あとは仕事の流れを覚えるだけだなと、安心して見守っていました。計算は誰でも間違えることはあるので、まずは、もう一度確認する習慣をつけることが大事。これから任される仕事が増えてくると、確認の仕方や意識も変わっていくので、今は間違えても必要以上に落ち込まなくて大丈夫です。
◎いよいよ完成間近!この現場の特徴をあげるなら?
福永さん(先輩):福祉施設では、同じ内装でも「いつものやり方」がそのまま通らない場面が多いです。枠ひとつ取っても、木枠とスチール枠では納まりの取り方や調整の感覚が変わりますし、耐火の絡みが入ると材料や手順の確認ポイントも増えます。当社の工事としては木枠を扱うことが多いので、笹本君が今回スチール枠を経験できたのは良かったのではないでしょうか。
笹本さん(後輩):設備や電気の調整が想像以上に多い点が印象に残りました。福祉施設は居室や共用部に複数の照明・コンセントが必要ですし、ナースコールなどの設備関連も多いので、どうしても配線量が増えやすい。ボードを貼ってから「やっぱりここを通したい」となると大変なので、下地の段階で「どこに何が通るのか」を詰めておくことが肝心だと学びました。
◎一緒に働く中で見えてきた、お互いの意外な一面は?
福永さん(先輩):ボディビルダーの大会に出ているって聞いたこと。仕事中も僕の動きを見ていて「こうすると、ここの筋肉が鍛えられますよ」って教えてくれます。力が有り余って、ネジを締めすぎて潰したときは笑いましたね(笑)二人がかりで運ぶような重いものも、「トレーニングになるから」と、率先して一人で運んでくれるのですごく助かっています!
笹本さん(後輩):荷物を運ぶのは、本当にいいトレーニングになるんです。それに、福永さんたちは僕にわからない仕事をやってくれているので、自分にできることで役に立てたらといつも思っています。だから、頼りにされたら嬉しいですね。僕は、福永さんが野菜を食べないことと、毎日ファストフード店での朝食を2セット食べてることが意外でした(笑)
◎最後に、仕事の面白さと学生さんへのメッセージをお願いします!
笹本さん(後輩):やっぱり、建物が出来上がっていくのは面白いですね。最初は躯体も何もなかったのに、どんどん形になっていく過程を見ていると、すごいなと思います。僕がいなくても工事は進むんですけど、何か少しでも役に立てているなら嬉しいですし、一緒に創りあげているという感覚が日ごとに大きくなっていく実感はあります。最初は必死でも、わかることが増えると少しずつ仕事も面白くなります。ぜひ一緒に仕事をしましょう!
福永さん(先輩):現場は生き物で、日に日に変わる。そこが一番の面白さかなと思っています。個人的には、足場が外れる瞬間が一番好きですね。囲われていて外からは何も見えなかったのに、取った瞬間に全てが見えると、「ここまで進んだんだ」という達成感を得られます。施工管理の仕事は、最初から器用にこなせる人より、素直に吸収できる人が伸びると思います。そのためにもまずは、いろんな人とコミュニケーションをとることを心がけてください。焦らずに一歩ずつ成長していきましょう。
エルディ株式会社(本社:福井県)
エルディ株式会社(本社:福井県)
1991年創業。福井・大阪・京都に拠点を構える総合建設会社で、建設・不動産・介護の三本柱を軸に、幅広い“まちづくり”を担っています。
