植田建設工業株式会社
創業1976年 代表取締役 / 植田 浩行
●プラント事業の拡大へ、新たな挑戦
入社後は研修で各現場を周り、2002年8月、出向先(元・三菱重工工事)にて神戸空港連絡橋工事に着任しました。その後本社に戻り、橋梁事業部を経てプラント事業部を担当。新規顧客を獲得するため、当時のプラント工事課長と愚直に各社を回りましたが、電話がつながらない、会ってもらえない、仕事を受けても右往左往。赤字工事の採算回収もあり、本当にやっていけるのかと、天を仰ぐこともしばしばでした。ようやく営業が軌道に乗り、仕事が増えてきたのは、今から5年くらい前のこと。植田建設工業を信じ任せていただいた仕事に対して、スタッフがきちんと実績を遺してくれた。それが現在につながっています。
●自分のあり方を見つめ直した出来事
これまでで最も大きな壁は、数年前に数名の社員が退職したこと。中には先輩社員もいて、とても気持ちが重たかったことを覚えています。当時の私は取締役になったばかりで、経営にも現場にもいろいろと気を遣っているところがありましたが、この出来事を通じて、八方美人的な仕事の進め方を省みることができ、自分がいいと思うことを貫く覚悟ができました。以来、各現場を回りながら、社員たちとコミュニケーションをとることを大切にしています。遠方の現場にいる社員が、一人ぼっちだな、という思いにならないように。社員からは「社長は話好き」と思われているようですが、これからもこのスタイルは貫いていきます。
●出会いに後押しされ建設の道へ
幼い頃から活発で、高校まではスポーツ少年でした。学生時代はアジア・ヨーロッパ・アメリカを中心に、海外およそ15か国を訪問。日本一周もしましたね。当時は若くて、自分自身のことや将来のこと、様々な葛藤がありましたが、各地でのさまざまな出会いが、自分をひと回りもふた回りも大きくしてくれました。この経験のおかげで、建設の道に進もうと腹を決めることができ、今の私があります。高校時代、進路に悩む私に「どうせ働くのだから、大学時代は遊んでこい」と送り出してくれた父にも感謝しています。
