お客様のブランドを形にするOEM製造。
OEMとは、他社の依頼を受けてそのブランドの商品を製造する仕組みのことです。自社の名前が表に出ることは少ないですが、ひとつのお菓子が完成するまでには多くの人の知恵と工夫が詰まっています。
OEMとは、他社の依頼を受けてそのブランドの商品を製造する仕組みのことです。自社の名前が表に出ることは少ないですが、ひとつのお菓子が完成するまでには多くの人の知恵と工夫が詰まっています。
①最初の一歩は「ヒアリング」から
OEM開発は、お客様との打ち合わせから始まります。「この味を出したい」「この見た目にしたい」という要望を丁寧に聞き取り、実現可能な形に落とし込むのが最初の仕事です。配合比率や焼成条件、パッケージ仕様まで、細部の調整を重ねながら完成像を共有していきます。「私たちに作れないものはない」との意気込みで、じっくり耳を傾けます。
たとえば、他のどの工場でも無理だったというグルテンフリークッキーの開発依頼を受けた際には、オーガニックスイーツに精通したスタッフの作るクッキーが「思い通りの食感」と評価され、採用に至りました。お客様のホームページでも、太陽食品と担当スタッフの名前を紹介してくださり、大きな励みになりました。
②「人の手でしかできないこと」を武器に
太陽食品の製造現場は、大手メーカーのような完全オートメーションではなく、あえて人の手を残し、手間を加えることで他社にはない商品を生み出しています。たとえば、粉糖をかける位置や量を調整したり、焼き印を押したり、バウムクーヘンの中心部を猫型にくり抜いたり。各層ごとに味を変えるような繊細な仕事も、人の感覚にしかできない領域です。そうした「手づくりの強み」は、創業の精神である「一つひとつが真心のカタチです」を今に引き継ぐものだと考えています。
③安心と安全を支えるしくみ
私たちが最も大切にしているのは、安心・安全です。商品はすべて個包装し、段ボールで発送しますが、輸送中の振動で包装にごく細かな傷がつくことがあるため、通常よりも厚めのフィルムを使用しています。
また、社内にはベテランの品質管理者を配置し、定期的な社内監査を実施しています。導入当初は現場から「基準が厳しい」という声が出ることもありましたが、今では監査によって製品レベルが上がり、クライアントからの評価も高まりました。現場の努力が確かな成果につながっています。
これらのベースにあるのは、一人ひとりが「自分の得意」を磨き、伸ばすことのできる育成環境です。定期的な面談で目標を共有し、オリエンタルベーカリーグループの研修や外部講習で知識を深めるなど、それぞれの適性や希望に合わせて成長の道筋を描ける仕組みを整えています。
太陽食品のOEM開発は、相手の要望を形にする仕事でありながら、そこに“自分らしさ”を込めることができる仕事です。確かな品質の上に、人の想いや工夫が重なってこそ、本当の価値が生まれる。太陽食品は、そんな「見えない努力の積み重ね」が光る現場から、これからも新しいおいしさを届けていきます。
