“風通しの良い職場”
…就活中に何度か、このワードを目にしたのではないでしょうか?
『風通しが良い』の意味を辞書で調べると、
①新鮮な風が、常に吹き抜ける様子を意味することば。
②主に会社内において、社員の上下関係がフラットで意見を言い合える環境だったり意思疎通や情報共有がうまくいっている様子などを意味することば。
と、記されています。
つまり企業紹介に記されている“風通しのよい職場”は②のこと。
奈良県大和郡山市に根差し、間もなく設立50年を迎える和光建設株式会社では、設立以来取引先や社会はもちろん「社員から深く信頼される企業」を目指し様々な取り組みを行っているそう。そこで、同社で行う具体的な取り組みやその取り組みにより会社や社員に与えた好影響などについて紹介します。
“風通しの良さ”の具体例
■言いたいことを言える、意見交換ができる。 →→時には事務スタッフと専務が大激論も!?
30人に満たない会社で一人が不満を貯めこむと、その空気が伝わって会社全体がギスギスしてしまいます。和光建設では互いに意見を言い、相手の言葉を受け止めて意見交換をすることで、課題を見つけて解決していこうという意識が根付いているため、時に「専務、その言い方はおかしいですよ!」と言う事務スタッフの言葉に、「申し訳ない」と専務が頭を下げるシーンもあります…。
■自主性を尊重する →→「個性」が感じられる建物づくりができて、現場監督として一人前という考え。
同じ図面で同じ仕様の建物でも、完成までの過程や細部のこだわりが、現場監督が異なることで個性が出てきて当たり前…という考えの同社。大切なのはお客様の満足度。一定スキルを身に付けた現場監督には、その現場を任せたからには会社側が「こうでなければならない」と決めつけるのではなく、個々の自主性を尊重して現場を任せています。
■必要な物に対しての投資をケチらない。 →→工事クオリティにこだわるからこそ、現場の声が大切。
例えば「冬場の寒さ軽減のために防寒服を買ってほしい」「タブレット端末があった方が仕事がしやすい」など、仕事の現場で必要なものがあれば即会社で購入。工事クオリティの向上た効率化のための初期投資は、後々会社にとっても利益になるという考えのもと、基本的にNGは出さない主義です。
■新たな体制づくりで効率化。 →→“報連相”が自然とできるようになりコミュニケーションも活性化。
3年前に業務の分散化・効率化を目的に『現場監督サポートチーム』を発足。事務作業や書類の作成、外部業者とのやりとりなど、現場監督に代わって事務スタッフが担当する体制への変更を提案したところ、当初は「いまさら人に頼むのも面倒だしサポートなんか必要ない」と一部の現場監督からは反対の声が…。
しかし“とりあえずやってみよう。うまくいかなかったらやり方を変えよう”と導入、結果的に業務負担が大幅に軽減するだけでなく、自然と周りへの「報告・連絡・相談」をするようになり社内コミュニケーションの活性化にも繋がりました。
風通しの良さがもたらす「会社」「社員」それぞれへのメリットは?
社員にとってのメリット
◎会社を動かす一人として、モチベーションUPに!
「経営者がいるから、会社がある」のではなく「社員がいるから会社がある」。その考えこそが“風通しの良い会社”の根底にあると、実践している和光建設株式会社の経営陣。
上記にも挙げた様々な取り組みや姿勢により、社員のモチベーション向上を実現。会社づくりに参加することで働き甲斐を実感することができるでしょう。
◎働きやすさも、自分たちで手に入れられる!
現在、社員も経営陣と共に取り組んでいるのが“もっと休みを増やす”ことを前提とした就業規則の改定。もちろん休みが増えたからといって、その分売上や利益が落ちては意味がない。働き方を変えつつ、どう業務を効率化していくか…というのが、目下の課題になっているものの、「完全週休2日に向けて本気で会社が考えてくれるのは有難い」と、実現に期待を寄せています。
会社にとってのメリット
◎技術やノウハウを継承していける
和光建設はここ約30年で離職者ゼロ!
離職者が多いと、技術の継承がなかなかうまくいかなくなり、技術力を必要とする業界で永続的な事業運営が困難になってきます。
離職者を減らす・無くすことは、まさに会社にとっての財産である技術・ノウハウを蓄積していくことに繋がりますし、若手も長年会社が築いてきた技術を学ぶことができ、社外からの信用度や期待度にも好影響をもたらします。
◎新たな技術やビジネスチャンスが生まれやすい
個人の興味や世代により張り巡らせる情報のアンテナの方向性は異なってきます。老若男女問わず幅広い層のアイデア・声に耳を傾けることで、会社として様々な最新情報や市場ニーズを知ることができ、新しい技術を取り入れたり、新しいビジネスのチャンスを掴める可能性も広がり、企業として成長できるでしょう。
会社づくりに参加すること=地域や社会に貢献すること
建築・土木はまさに地域の発展や安心・安全な街づくりを通じて行う、社会貢献性の高い事業です。そんな事業を行う企業の“会社づくり”に参加するということは、地域・社会にも貢献することにも繋がります。
ただ“風通しの良さ”は、数値化できるものでもないですし、インターネット上の情報だけでは感じ取ることができません。
だからこそ、就活時にはぜひ会社に足を運んでみてください。きっとその会社の空気が何となく伝わるはず。
また採用担当以外の社員からも、話を聞く機会を設けてもらうこともおススメです。
-- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * --
いかがですか?和光建設株式会社での例を挙げながら“風通しの良さ”とはどういうものか、そして企業や社員にとってどのような好影響をもたらすのか、簡単に解説しました。
ぜひ皆さんも、会社選びの条件のひとつに“風通し”という項目を設けて、長く安心して働ける会社に出会ってくださいね。
