インターンシップは、実際の仕事を体験し、企業への理解を深める貴重な機会です。一方、企業もインターンシップを通じて、学生の人柄や仕事に向き合う姿勢を知ろうとしています。
お互いを知る場だからこそ、「とりあえず参加すればいい」と考えるのは、もったいない!
今回は、インターンシップを進路選択に生かすために、参加前に押さえておきたい準備のポイントを紹介します。
1 採用担当者は、学生のどこを見ている?
いきなりですが問題です。
インターンシップ中の行動は、その後の選考にどの程度影響すると思いますか?
企業アンケートでは、学生のマナーや立ち振る舞いが選考評価に「大きく影響する」「ある程度影響する」と回答した企業が、合わせて約9割を占めました。
では、具体的にどんな行動が好印象につながっているのでしょうか?
技術や知識ではなく、基本的なコミュニケーションや前向きな姿勢が評価されていることが分かりますね。当たり前のことにきちんと取り組む姿勢が、好印象につながります。
一方、不安に感じる行動では「無断遅刻・欠席」が約9割にのぼりました。連絡の返信が遅い、提出期限を守らないといった行動にも注意が必要です。まずは、約束を守ることが大切です。
2.インターンシップは、行く前から始まっている!
「それなら、参加当日に頑張れば大丈夫」
そう思っている人は、ちょっと待って!
インターンシップを充実させるためには、事前の準備も欠かせません。企業アンケートでも、参加前に企業や業界について理解を深めておいてほしいという声が挙げられています。
では、具体的に何を調べればいいのでしょうか?
STEP1|企業のことを調べよう
まずは、企業の公式ホームページをチェック。どんな商品やサービスを扱っているのか、どのような仕事があるのかを確認しましょう。
さらに、同じ業界の他の企業の情報も見ておくと、実習先企業の特徴や強みについての理解が深まります。
STEP2|先輩の経験を参考にしよう
キャリアマップで実習先企業や卒業生を検索してみましょう。先輩のストーリーが掲載されていれば、仕事の内容や職場の雰囲気を知るヒントになります。
情報が見つからない場合は、学校の先生に相談するのも一つの方法。過去に参加した先輩の体験談など、参考になる情報が得られるかもしれません。
STEP3|聞いてみたいことを考えよう
調べて分からなかったことや、もっと詳しく知りたいことをメモしておきましょう。「仕事で特に大切にしていることは何ですか?」など、実際に働く人だからこそ答えられる質問を考えておくと、当日の学びが深まります。
3.参加前にチェック!最低限押さえたい5つのマナー
企業について調べたら、次は基本的なマナーを確認します。
特に押さえておきたいのは、次の5つです。
01|挨拶
自分から明るく挨拶をしましょう。元気に返事をすることも忘れずに。
02|時間を守る
集合場所や交通手段は事前に確認し、余裕を持って行動。万一、遅れそうな場合は速やかに連絡する。
03|身だしなみ
服装や髪型は清潔に保ち、企業から指定がある場合はその指示に従う。
04|敬語や言葉遣い
友達同士の会話とは切り替えて、丁寧な言葉で話す。どんな言葉遣いがふさわしいか、不安な人は学校の先生に確認しましょう。
05|提出期限を守る
必要な書類や課題の提出期限を確認し、余裕を持って準備。実習中の作業でも「いつまでに」を意識して取り組む。
最後は、身だしなみを最終チェック!
第一印象で残念なイメージを与えないよう、次の項目を確認しておきましょう。
□ 髪型は整っている?
□ 服装は企業の指定に合っている?(指定がない場合は事前に確認)
□ 服や靴に汚れやシワはない?
□ 爪は短く、清潔にしている?
□ かばんや小物は、ビジネスにふさわしいもの?
4.準備を整えて、自分らしく参加しよう!
事前の準備ができたら、あとは自分らしく参加するだけ。
「失敗しないように」と緊張しすぎる必要はありません。思い通りにいかなかったことも、自分の得意・不得意や、これから身に付けたい力を知るきっかけになります。
大切なのは、参加して終わりにしないこと。自分がどんな仕事に興味を持ったのか、どんな環境で働きたいのか。その振り返りと気づきが、これからの企業選びや就職活動のヒントになるはずです。
インターンシップ、楽しんできてくださいね!