100年先の海と寿司を残す、Chefs for the Blueでの挑戦

日蛎す

日本橋 蛎殻町 すぎた

2026/07/28

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Chefs for the Blue とは

Chefs for the Blueは、日本の海と水産資源、食文化の未来を守るために活動する一般社団法人です。フードジャーナリストの佐々木ひろこ氏の呼びかけで2017年に発足し、現在は東京と京都のトップシェフ約40名が、日本料理、フレンチ、寿司、中華などジャンルを超えて集まっています。掲げているビジョンは「100年経っても、豊かな海を」。当店の代表・杉田孝明は、寿司職人として2019年から参画しています。
 
活動は、シェフが現場の声を社会に届けるため、政策提言、人材育成、大型イベントなど多方面に広がっています。なかでも農林水産大臣賞を受けた次世代育成プログラム「THE BLUE CAMP」では、料理や水産を学ぶ学生たちが4ヶ月をかけて海の現場を体験。新聞・テレビなど、業界の外への発信も続けています。
 
 

寿司屋だからこそ、声をあげる

参画のきっかけは、団体の中で「一番魚を扱う寿司屋が入っていないのはおかしい」という声があがったことでした。江戸前寿司の現場で10年ほど前から「魚が確実に減っている」という肌感覚があった時期と重なり、参画を決断しました。
 
「誰よりも考えなければいけないのは寿司屋。けれど、声をあげにくいのもまた寿司屋なんです」
 
寿司屋は、料理人の中で最も多くの魚を使う仕事。しかも、使える部位が限られる料理。そんな中で「資源を守ろう」と訴えることへの矛盾。それでも、自分の弟子や孫弟子の代まで、豊かな海から獲れた魚を握れる店を残していくために、その役目を引き受けました。「昔はよかった」と未来の世代に言わせたくない。それが、活動の原点です。
 
 

若い職人と共に、寿司と海の未来をつくる

当店で寿司を握るということは、技術を磨くだけにとどまりません。豊かな海と魚があってこそ、自分たちの仕事も続いていく。その視点を、日々の仕事の中で自然と共有していくことになります。
 
市場で魚と向き合い、カウンターで一貫を握り、その先で「この一貫を100年後も握り続けるためには、何ができるか」を考える。そんな視野を持った職人を、これからの時代は必要としています。
 
寿司の文化と豊かな海の未来づくりに、若い世代として加わりたい。そんな思いに共感していただける方を、心からお待ちしています。
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