上下水道、電力、通信、ガス――。 私たちの生活に欠かせないライフラインは、すべて地下に張り巡らされた“管”によって支えられています。 その整備に欠かせない技術が「推進工法」です。 日本でいち早くこの工法を導入し、業界を牽引してきたのが機動建設工業。 現在、推進工法はAIや遠隔操作などの新しい技術とともに大きく進化しようとしています。 地下インフラを支えるこの技術は、これからどのように発展していくのか。推進工法のパイオニア企業として歩んできた機動建設工業の代表取締役・中野正明氏に、その未来について話を伺いました。 ![]()
≪推進工法とは?≫
どんな工法なのか…は、こちらの動画をご覧ください。
■推進工法の解説
私の考える “推進工法の未来”
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地中に埋まるライフラインの工事に欠かせない推進工法は、日本で初めて当社が施工に成功してから約75年が経ちます。
最初は人が管の中に入り、土を掘って前に進む「半人力」の時代でした。その後、次第に機械化が進み、現在では数キロメートルにわたる長距離施工や硬い地盤への対応が可能になり、さらに人が管内に入って行える測量技術や管の強度向上によって、大深度や曲線施工まで実現できるようになりました。
このように、技術は世代ごとに着実に進化してきたのです 。
そして今、ITやAI技術の発達にともない「第4世代」に入ろうとしていると感じています。
新たな時代のキーワードは『3K(きつい・汚い・危険)からの脱却』です。
◎施工管理や現場スタッフが工事現場にいなくても、遠隔操作によって会社にいながら現場の機械を動かす。
◎AIが地盤データを解析し、最適な掘進方法を判断する。
◎人が工事の現場に立ち入らなくても施工が進む仕組みをつくる…。
これからの大きなテーマです。
ただ、私は「技術の進化そのもの」が目的だとは思っていません。
大切なのは、その技術によって働く人が安全で、誇りを持ち、できれば“楽しい”と思える職場にすることです。
地下インフラは社会生活を支える土台です。
日本国内には下水道管が約50万キロメートルあり、それらの維持管理や老朽化対策にも、推進工法は不可欠です。
さらに国外に目を向ければ、インドネシアや台湾など海外でも私たちの技術が求められています。
社会の基盤を支える技術、そして日本が海外の発展にも貢献できる技術として、、若い世代と一緒に未来をつくっていきたいと思っています。
ただ、私は「技術の進化そのもの」が目的だとは思っていません。
大切なのは、その技術によって働く人が安全で、誇りを持ち、できれば“楽しい”と思える職場にすることです。
地下インフラは社会生活を支える土台です。
日本国内には下水道管が約50万キロメートルあり、それらの維持管理や老朽化対策にも、推進工法は不可欠です。
さらに国外に目を向ければ、インドネシアや台湾など海外でも私たちの技術が求められています。
社会の基盤を支える技術、そして日本が海外の発展にも貢献できる技術として、、若い世代と一緒に未来をつくっていきたいと思っています。
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機動建設工業が選ばれている理由
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当社は、日本で初めて推進工法を成功させたパイオニア企業です。この“最初の一歩”を踏み出した歴史は、私たちの誇りであり、同時に責任でもあると考えており、推進工法の『技術の発展』も私たちが牽引していく必要があると考えています。
この工法の先駆者であることも選ばれてきた理由の一つですが、やはり一番の理由は「人」です。75年近く、この技術一筋で積み重ねてきた中には、その中で数多くのトラブルを経験し、解決してきた実績があるからだと考えています。
地下工事は、相手が土や水といった自然ですから、計画通りにいかないということは、これまでも何度もありました。その中で辿りついた結論は「前例通りで、うまくいくはずがない」という前提で考えるくらいでちょうどいい、という感覚。
うまくいかないことがあっても、じゃあそれをどう解決するのか…互いの知恵やスキルを持ち合い、立ち向かってきました。それが私たちの、最大の財産になっています。
「地下インフラ工事で困ったら機動さんに」と言っていただけるのは、長年の経験に裏打ちされた対応力があるからだと思っています。
もう一つは「設備力」です。特殊な掘進機を多数保有し、地質や条件に応じて最適な機械を選択できるため、どんな悪条件でも対応が可能。さらに、メーカーと共同で新しい機械を開発することもあり、現場のニーズを直接伝え、それを形にすることも珍しくはありません。
単に既製品を使うのではなく、自分たちの経験を技術を、設備に反映させてきました。
そんな当社のノウハウがあるからこそ、工事計画・設計段階から関与できる立場にあるのも、こうした積み重ねの結果だと感じています 。
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10年後、機動建設工業の目指す姿とは?
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10年後、当社は創立90年を迎えます。規模を闇雲に大きくするよりも、これからも「業界をリードし続ける存在」でありたい。それが私の率直な思いです 。
技術面では、遠隔操作や自動化施工をより現実的なものにしていきたいと考えています。
AIが最適な施工方法を判断し、人はそれを監督・管理する側へ。しかも現場に足を運ぶことを最小限にし、遠隔で監督・管理をできるようにすることで危険な作業を減らし、安全性を高めると同時に、生産性も向上させていくことが理想です。
AIが最適な施工方法を判断し、人はそれを監督・管理する側へ。しかも現場に足を運ぶことを最小限にし、遠隔で監督・管理をできるようにすることで危険な作業を減らし、安全性を高めると同時に、生産性も向上させていくことが理想です。
さらに、昨今国内のいたるところで、下水道管の老朽化が起因する事故が報道されますが、この老朽化した下水道管の改築技術を高度化することでスピーディーに対応できる体制を整え、社会インフラの維持により大きく貢献していきたいと考えています。
また既にインドネシアを皮切りに海外進出も果たしてはいますが、私たちの技術を必要とされる国のインフラ整備にも、より広く貢献できればと考えています。
ソフト面では、働き方改革を一層進めます。
DXやAIの導入を進め、日々の情報共有をスムーズにすることで長時間労働に頼らない体制を築くことはもちろん、工法や工事に関する知識やノウハウの共有にも役立てたい。親会社が通信インフラ企業ということもあり、通信技術と土木技術を融合させることで、新しい価値を生み出していきたいと思っています。
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DXやAIの導入を進め、日々の情報共有をスムーズにすることで長時間労働に頼らない体制を築くことはもちろん、工法や工事に関する知識やノウハウの共有にも役立てたい。親会社が通信インフラ企業ということもあり、通信技術と土木技術を融合させることで、新しい価値を生み出していきたいと思っています。
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みなさんに託したいこと、期待することは?
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私を含め、ベテラン勢の多くはアナログ世代です。
だからこそ、若い皆さんにはDXやAIの分野で積極的に関わってほしい。新しい技術に対して抵抗感が少ない世代だからこそ、遠慮なく意見を出してもらいたいのです 。
そして何より、自分の考えを持ち、発信してほしい。受け身ではなく、「こうしたらもっと良くなる」と提案できる人になってほしいと思っています。
だからこそ、若い皆さんにはDXやAIの分野で積極的に関わってほしい。新しい技術に対して抵抗感が少ない世代だからこそ、遠慮なく意見を出してもらいたいのです 。
そして何より、自分の考えを持ち、発信してほしい。受け身ではなく、「こうしたらもっと良くなる」と提案できる人になってほしいと思っています。
コミュニケーションは、技術以上に重要な力です。仕事の現場でも多くの人との連携が必要ですので、必然的にコミュニケーション力は必要となってきますが、日常の会話、ちょっとした相談、その積み重ねが信頼関係を生み、自らの成長や会社の今後に大きく役立っていきます。
また、海外市場への挑戦や新規分野の開拓も、若い世代に担ってもらえれば…と思っており、挑戦したい人には、どんどんその機会を提供していきたい。
私たちが築いてきた75年の歴史の上に、新しい感性と発想を重ねていくことが、今後の当社の未来を創り上げていくでしょう。
また、海外市場への挑戦や新規分野の開拓も、若い世代に担ってもらえれば…と思っており、挑戦したい人には、どんどんその機会を提供していきたい。
私たちが築いてきた75年の歴史の上に、新しい感性と発想を重ねていくことが、今後の当社の未来を創り上げていくでしょう。
だからこそ、「やってみたい」「学びたい」という気持ちがあれば、ぜひ来てほしいと思っています。建築・土木系の学校を卒業していない、ゼロからのスタートの人も、数多く育ててきた実績はあります。
まずは失敗を恐れず、前向きに挑戦する姿勢を応援したい。それは私だけではなく、社内風土として根付いています。ぜひ、あなたのチャレンジをお待ちしています。
