「もし自宅が修繕工事の対象になったら、どうしたらいい?」
マンションに住んでいれば、いつかのタイミングで遭遇する修繕工事。
「自分には関係ない!」なんて思いがちですが、
実は住民の皆さんの協力なしではできない、暮らしに欠かせない工事なんです。
今回は、皆さんが対象物件の「住人」となって読み進める、
修繕工事体感型のシュミレーション記事。
住人としての注意点と、背景にある現場のこだわりや苦労を知れば、
最後にはきっと「協力せずにはいられない!」気持ちになるハズです。
「施工管理」と「住人」それぞれが気をつけるべきポイントを、
この機会に正しく理解しておきましょう!
今回お話を伺ったのは……
(左:金水さん 中央:南谷さん 右:山川さん)
\株式会社小野工建/ オリコン顧客満足度®調査「マンション大規模修繕」において、 2022年から3年連続で総合No.1を獲得。 マンション大規模修繕工事専門業のパイオニア企業です。
工事決定〜工事スタートまで
管理組合との協議のうえ、決定すればいよいよ修繕工事がスタート!
工事決定〜工事スタートまでの「施工管理」と「住人」、
それぞれの動きとポイントを、まずは確認していきましょう。
修繕工事の流れは物件によって違いますが、住民の皆さんとのやりとりは、
説明会または、ご案内配布からのお付き合いになります。一般的な工程は以下の通りです。
説明会または、ご案内配布からのお付き合いになります。一般的な工程は以下の通りです。
管理組合などからのご相談⇒ヒアリング⇒建物調査・計画⇒業者選定を含めた工事計画書作成・ご提案
⇒住居者様説明会実施⇒工事案内掲示やポスティング⇒工事実施⇒完了
⇒住居者様説明会実施⇒工事案内掲示やポスティング⇒工事実施⇒完了
≪施工管理の動き≫
①工事決定後、住居者説明会を開催。
②住居者に向けたお願いや注意事項などを記載した案内を作成。掲示やポスティングでお知らせする。
③住居者側の準備が整っているかを確認。必要に応じて個別に訪問のうえ、再度ご協力をお願いする。
\気をつけているポイント!/
・住居者説明会や案内を通して工事内容を丁寧に説明し、安心して過ごせるよう配慮。
・工事案内には完成までの期間も記載。住民の皆さんがいつ何をすべきかわかるようご案内。
・問い合わせにも丁寧に対応!笑顔での挨拶も大切なポイント。
\現場の声/
住民の皆さんとも長いお付き合いになるので、
安心感をもってもらえるよう心がけています。
会った時はしっかり大きな声で挨拶。
基本的なことですが、本当に大事なんです。
安心感をもってもらえるよう心がけています。
会った時はしっかり大きな声で挨拶。
基本的なことですが、本当に大事なんです。
≪住人としてやるべきこと≫
①住居者説明会がある場合は、できる限り参加しよう!
②工事案内をしっかり読んで、工期・緊急連絡先・お願い・注意事項などをチェック。
③ベランダ・バルコニーに置いているものがあれば室内へ一時避難。
④在宅工事の有無を確認。あれば在宅できるよう日程調整しよう!
\気をつけたいポイント!/
ベランダ・バルコニーは自宅ではなく、実際は物件の共有部分。
「本来は私物を置くことができない」ということをお忘れなく!
もし個別に対応をお願いされた場合は、速やかな協力を心がけましょう。
さて、ここで修繕工事クイズ!
修繕工事は「施工管理」と「住人」、双方が協力し合って進める必要があるもの。
簡単なクイズを通して、さらに理解を深めていきましょう。
Q1.工事案内を読んでいなくて、自宅ベランダに物を置きっぱなし!
このまま準備の協力をしないとどうなる!?
A1.工事が計画通りに進まず、最悪の場合は自宅周りの修繕が中止になることも。
周囲の住人や管理組合・施工業者などに迷惑がかかる恐れがあります。
住民の皆さんの準備が進まないと工事が止まってしまうので、
個別のお願いや積極的なサポートを心がけています。
女性やご高齢の方は荷物移動や片付けも一人では大変。
私たちがお部屋に上がってお手伝いすることも多いですね。
個別のお願いや積極的なサポートを心がけています。
女性やご高齢の方は荷物移動や片付けも一人では大変。
私たちがお部屋に上がってお手伝いすることも多いですね。
Q2.自宅ベランダの片づけもバッチリ!それでも施工ができないみたい。
さてその理由は?
A2.網戸を外していなかったから。
ベランダの片付けだけでなく、網戸の撤去も必要になることがほとんどです。
網戸に塗装や埃がつく恐れがあるので、一時撤去をお願いしています。
とはいえ住民の皆さんには負担になる作業。
網戸や荷物を室内で保管できるブルーシートを差上げたり、
荷物の一時避難場所としてコンテナを用意したりと、私たちも必要なサポートをしています。
外で洗濯物を干せない場合には、部屋干し用洗剤を皆さんにお渡しすることもあるんです。
とはいえ住民の皆さんには負担になる作業。
網戸や荷物を室内で保管できるブルーシートを差上げたり、
荷物の一時避難場所としてコンテナを用意したりと、私たちも必要なサポートをしています。
外で洗濯物を干せない場合には、部屋干し用洗剤を皆さんにお渡しすることもあるんです。
工事期間中〜完成まで
さあ、工事完了に向けた続きのシュミレーションに戻ります。
工事期間中〜完成までの「施工管理」と「住人」、それぞれの動きとポイントを確認していきます。
≪施工管理の動き≫
①住民側の準備が完了していれば、計画に沿って施工を実施
②お問い合わせやご相談への対応
③現場の品質・安全管理
\気をつけているポイント!/
・暮らしに配慮した安全な修繕工事の進行
・住居者様の不安に寄り添う丁寧な対応とサポート
・必要箇所をしっかりと修繕し、物件を生まれ変わらせる
\現場の声/
老朽化や耐震性など、事前診断をしたうえで補修に入るため、
建材の腐食や災害による大きな事故を未然に防ぐのも、修繕工事の大切な役割のひとつです。
手遅れになるまえに早めに修繕することで、建物=安全な暮らしを守る。
だからこそ、品質と安全管理にはとても気を配っています。
≪住人としてやるべきこと≫
①室内が見えないよう、期間中は窓とカーテンを閉めておく
②換気制限がある場合も。作業音や臭いがでることを理解しておこう!
③駐車場所の移動など、個別のお願いがあればできるだけ早く対応!
④不明点や質問があれば、指定の事務所または連絡先へ相談する
\気をつけたいポイント!/
修繕する理由を知らないと、住人としては少し面倒に感じることもある修繕工事。
でも実際は、マンションの安全性や美観を保つことで資産価値を高める、
「暮らす人を想う」非常に重要な工事であることを理解しておこう!
「修繕工事」は双方の協力で成り立つ
そのマンションに暮らす人はもちろん、
施工する側もあらゆる場面で心を配っているのが修繕工事の現場。
当たり前のように綺麗になるマンションも、双方が協力しなくては成り立たないものなんです。
ただ「建物を修理する」だけではなく、
「生活と共存しながら居住者様と一緒に進める」必要があるのが修繕に携わる施工管理の役割。
だからこそ、独自のこだわりややりがいもたくさんあるといいます。
「生活と共存しながら居住者様と一緒に進める」必要があるのが修繕に携わる施工管理の役割。
だからこそ、独自のこだわりややりがいもたくさんあるといいます。
大変な仕事ももちろんありますが、住民の皆さんからの「ありがとう」の言葉がやりがいになります。
古い建物が綺麗に生まれ変わるのは、この仕事ならではの醍醐味。
工事が終わった時の達成感は、本当に格別なんです。
古い建物が綺麗に生まれ変わるのは、この仕事ならではの醍醐味。
工事が終わった時の達成感は、本当に格別なんです。
工事前はあまり協力的でない方もいらっしゃいますが、
外観も見違えるほど綺麗になるので、皆さんに本当に喜んでいただけるんですよね。
完成した時は、工事中の苦労や疲れがいっぺんに吹き飛びます。(笑)
完成した時は、工事中の苦労や疲れがいっぺんに吹き飛びます。(笑)
時々住民の皆さんからいただく感謝状や、
子供たちから似顔絵付き寄せ書きを貰ったりするのも、大きなやりがいになっています。
これからも住民の皆さんと良好な関係を築きながら、
安心してお任せいただけるよう努力していきたいですね。
子供たちから似顔絵付き寄せ書きを貰ったりするのも、大きなやりがいになっています。
これからも住民の皆さんと良好な関係を築きながら、
安心してお任せいただけるよう努力していきたいですね。
