完全分担ではないからこそ、コースから一品料理まで広く深く学べる
多くの職場では、料理人が作業を細かく分担し、それぞれの工程を分けて調理することが一般的です。たとえば、魚を刺身にする際も、さばく・切る・盛るといった作業が分けられることが少なくありません。この分担も作業効率を考え、それぞれの技術を磨くためには大切なプロセスかもしれませんが、特定の作業だけに習熟しても、料理全体を理解し、完成させることは難しいでしょう。
当社では、油場や八寸といった各持ち場はあるものの、作業をそれ以上分担せず、一人ひとりが一連の工程を担当します。これにより、料理の全体像を理解しながら知識と技術を総合的に高めていくことが可能です。
また、提供する料理は懐石料理から一品ものまで幅広く、揚げ物、鍋、寿司など多岐にわたる和食の技術を学ぶ機会が豊富にあります。
細部まで手を抜かない
当社では、調味料の一つひとつにまでこだわりを持ち、丁寧に手作りしています。ソースやつゆ、ポン酢といった調味料も、単なる味付けではなく、料理全体のバランスや素材の持ち味を最大限に引き出すための重要な要素と考えています。そのため、一から丁寧に作り上げるプロセスを大切にし、お客様に心から満足いただける味を提供しています。
こうした取り組みは、料理人がどれだけ料理に真摯に向き合っているかの表れです。味わいだけでなく、見た目や香りといった細部に至るまで手を抜かない姿勢が、当社の料理に高い評価をいただいている理由だと思っています。当社で経験を積むことで、料理と真摯に向き合いながら一流の料理人として成長できる環境が整っています。
腕を発揮する場が宿泊客だけにとどまらない
当社は宿泊施設『湯の宿 松栄』だけでなく、日帰り温浴施設『誠(まこと)の湯』も運営しています。そこで提供する料理もすべて『湯の宿 松栄』の料理人たちが手がけています。そのため、料理人としては、幅広い層のお客様に料理を楽しんでいただける機会に恵まれています。
多くのお客様に料理を提供する環境が整っていることは、それだけ実践を積む場があるということ。場数を踏むことで技術を磨き、料理人として成長しやすい環境が当社にはあります。
