みなさん、こんにちは。
今回は某病院の増築工事現場から、現場のリアルをお届けします!
案内してくれたのは、ベテラン所長と若手のホープ、二人の現場監督です。
― ここではどのような工事をしているんですか?
会社なので、細かい規定やチェックがあり、適格要件を確認しながら工事を進めています。また、病院なので、音や振動を最小限に抑えられるよう、機械も低騒音低振動に対応したものを入れています。
― 工事の進捗について教えてください
基礎工事が間もなく終わるところです。打設(生コンクリートを枠の中に流し込み、建物の基礎を作る作業)が完了したので、躯体を土で埋め戻しています。建物の外構や完成図面をチェックしながら、場所ごとに“どの高さまで土を入れるか”など、確認・指示を行っています。
― ここにもさらに土が入るのでしょうか?
ここはすでに埋め戻しが終わっていますね。このスペースは床下になる部分で、排水管などの設備が設置されます。この空間があれば、誤ってモノを流したり詰まらせたりしても、すぐに配管のメンテナンスができて便利。病院や高齢者施設、保育園などはこのような造りになっていることが多いんですよ。
― 知りませんでした!ちなみに「FL500」と書いてあるのは何の線ですか?
「FL」はフロアラインの略で、ここが床下500㎜の位置、という意味。いろんな工事を進めるうえで参考にする基準墨です。
― 全てに意味があるんですね。一つ一つが気になってしまいます。
たとえば工事エリアの仮囲い、コーナーの部分だけが透明になっていますよね。あれは通行される方の、衝突事故防止のための工夫です。安全や品質向上につながる提案、改善を積極的に行うことも、私たちの大事な仕事なのです。
― 今日はありがとうございました!どんな建物に仕上がっていくのか楽しみです!
この後は土間や床をつくったり、鉄柱を継いで上位階をつくったりしていくので、どんどん建物らしくなっていきます。見えない地中を相手にする基礎工事に比べると、ここからは一気に進んでいく感じ。私たちも完成が楽しみです。
