#20施工管理の敵 ストレス は、悪者じゃない!
皆さん、きちんとストレスを発散できていますか?現代はストレス社会なんて言われ方もするくらい、全くストレスを感じずに生きている人はおそらくいません。それどころか、過度のストレスによって心が病んでしまったり、体調を崩す人も少なくありません。
このように、今や当たり前に共存しているストレスですが、そもそもなぜそんなものがあるのか、考えたことがあるでしょうか。今回は「ストレスの正体」をお話しし、その上でうまく付き合う方法についてお話していきたいと思います。
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このように、今や当たり前に共存しているストレスですが、そもそもなぜそんなものがあるのか、考えたことがあるでしょうか。今回は「ストレスの正体」をお話しし、その上でうまく付き合う方法についてお話していきたいと思います。
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◆施工管理の敵 ”ストレス“
施工管理という職業は、建物を建てる仕事と考える人が多くいますが、実はそれは違います。僕ら施工管理は、釘を打つこともありませんし、壁紙を貼ることもできません。結局僕らは建物に対して何一つ手を下していないのです。
では施工管理の仕事相手は何なのかというと、それは「人間」です。人間はそれぞれ異なった性格を持ち、うれしいことも腹が立つことも違います。言うことも考えることも違う、そんな人間たちを相手にしているため、一筋縄ではいかない職業なのです。
昨日言ったこと今日言ったことも違うなんてことは当たりまえ。理不尽なことを言われたり、時には罵声を浴びることだってあるかもしれません。どうしても人間はわがままで、自分勝手に生きてしまうのもなのです。
だからこそ、施工管理という職業はストレスのかかりやすい仕事だと感じる人も多いのも事実。このストレスとうまく付き合えるかが、仕事を楽しめるかどうかのカギとなる事でしょう。
では、そもそもこの「ストレス」というものは何なのでしょうか。人間にとって単なる敵でしかないのでしょうかというと、実はそんなことはありません。実はとても重要な役割を果たしているのです。ここを理解することが、うまく付き合っていく入り口なのです。
◆ストレスの正体とは
人間の体に起こる出来事は全て、何かの意味を持ちます。痛いという感覚は、どこがどのくらい負傷しているのかを伝える意味があります。風邪で頭が痛いというのは、動けない状況を作ることで休養しなさいよというサインです。
ではストレスはどんな役割があるのでしょうか?答えはズバリ、『人間の防衛本能』なのです。敵だ敵だと感じていたかもしれませんが、実は僕らの身を守ってくれているものなのです。
もう少しわかりやすく言うと、ストレスとは解決すべき問題が起こったとき、その他の情報を遮断することで、その問題に集中できる環境を作っている反応なのです。・・・ピンときますか?でもよく考えれば理解できるはずです。
思い出してみてください。何かに悩んだ時、そのことばかり考えて何にも手がつかない状況になったことはありませんか?恋人に嫌われた、上司に怒られたなど、どんな悩みの時にでも、きっと周りの状況が耳に入らない、上の空になったことはないでしょうか。
それはすなわち、体が「他の事は考えずに、集中してその問題を解決しなさい」というサインを送り、それ以外の情報をシャットアウトしている状態。だからそのことしか考えられなくなるわけで、体を守るための本能だと言えるのです。
◆ストレスが大切になることもある
良く言えば、その壁を乗り越えやすくするために、あえてそのことしか考えられないようにしてくれている状態。悪く言えば、そこにしか目が向けられなくなっているので、一歩下がって考えることができなくなっている状態がストレスと言えます。
スポーツ選手などは、このストレスをうまく活用して結果を出します。どんなに多くの観客がいようとも、ストレスを掛けてその情報をうまく遮断することによって、感覚を研ぎ澄まして協議に臨むことができるからです。
少しづつわかっていただけたと思いますが、ストレスは悪役なわけではなく、うまく向き合うことによって力を発揮することもできるということになるのです。ではこれを建設業に当てはめて考えてみましょう。
施工管理は関わる人間の数がとても多く、それため多くの事を考え続けなければいけない仕事です。業務量が多いため、仮に悩むような事態が起きたとしても「そんなところで立ち止まってる場合じゃない、いいから次に進め!」とならなければいけません。
ですが、ストレスのかかっている当の本人にとっては、周りの情報が遮断されているわけです。仕事として見るならば、業務が回らなくなり、人に迷惑をかけ、できない人間と思われることになりますよね。つまり圧倒的な悪循環に入ります。
とはいえこれは人間の本能ですから、簡単に切り替えることも難しいのです。ではどうしたらいいのか。それは、体からのサインを素直に受け入れること以外にないと思っています。
◆体からのサインを考えよう
ストレスは体から発信された「それは解決すべき問題ですよ」というサインだといいました。もしもこれを素直に受け入れるならば、まずは他の事をそっちのけで、そこから解決していくべきです。だって、他でもない自分の体がそう言っているのですから。
そしてそれを乗り越えやすい状況も整えてくれているのです。それを活用する方がいいに決まっています。ただし、外部の情報を遮断することによるという本能の、副作用も考えておかなければいけません。要するに、視野が極端に狭くなっていることを理解するのです。
悩んでいる人に相談を受けたことはありませんか?その人が必死で悩んでいる内容が、他の人から見ると「そんなに悩むことじゃ無くね?」と思うようなこともたくさんあります。でもこれは、外部の情報が遮断されている本人にとっては仕方のないこと。
逆に言えば、どんなにストレスがかかっていたとしても、広い視野を持ってそばにいてくれる人がいれば、実は簡単に乗り越えられたりします。つまりストレス解消の一番の手立ては何か。それは「悩みを誰かに打ち明ける事」だと言えるのです。
◆ストレスは成長に必要なもの
もう一度言いますが、ストレスがかかっているということは、体が早く解決しろと言っているわけです。これは、壁を乗り越えるチャンスととらえることはできませんか?成長するために、実はストレスはとても重要な役割を果たすと思うのです。
ストレスがかかる状態になったなら、それ素早く解消して、また次のストレスを迎える。これを繰り返すことが、成長への近道。そして解消するための有効な手段は、誰かに打ち明ける事だとわかりました。
であれば、そんなストレスとうまく向き合う方法が見えてきましたね。それは、普段から悩みを気軽に話せる人を作っておくことです。「そんなに簡単じゃないよ」という声が聞こえてきそうですね。では最後に、そのコツを少しだけお伝えします。
悩みを聞いてくれる人を作るコツは、「弱点を見せること」です。見せたくない恥ずかしいこと、知られたくない過去。必ず一つや二つはあるのではないでしょうか。それを、勇気を出して話す事です。
なぜそれがコツなのかは、きっとそれを打ち明けられた側の気持ちに立つとわかるはず。完璧な人間ほど近寄りがたい人はいません。隙があり、弱みがあるからこそ気軽に近寄れるものだと思います。
いつかあなたがストレスで苦しくなった時、素直に打ち明けられる人を作るために、今の内から弱みを見せられる人を見つけましょう。そして、どんどん隙を見せていきましょう。恥ずかしいものほど共有しましょう。
きっと受け入れてくれるはず。そしていざというときには、話しても大丈夫な関係になるはずです。ストレスは成長のチャンス。人を頼ることも成長の一歩と言えるのです。まずは一人でもいいので、弱みを見せられる人を見つけておきましょうね。
【プロフィール】
武田祐樹(たけだひろき)
では施工管理の仕事相手は何なのかというと、それは「人間」です。人間はそれぞれ異なった性格を持ち、うれしいことも腹が立つことも違います。言うことも考えることも違う、そんな人間たちを相手にしているため、一筋縄ではいかない職業なのです。
昨日言ったこと今日言ったことも違うなんてことは当たりまえ。理不尽なことを言われたり、時には罵声を浴びることだってあるかもしれません。どうしても人間はわがままで、自分勝手に生きてしまうのもなのです。
だからこそ、施工管理という職業はストレスのかかりやすい仕事だと感じる人も多いのも事実。このストレスとうまく付き合えるかが、仕事を楽しめるかどうかのカギとなる事でしょう。
では、そもそもこの「ストレス」というものは何なのでしょうか。人間にとって単なる敵でしかないのでしょうかというと、実はそんなことはありません。実はとても重要な役割を果たしているのです。ここを理解することが、うまく付き合っていく入り口なのです。
◆ストレスの正体とは
人間の体に起こる出来事は全て、何かの意味を持ちます。痛いという感覚は、どこがどのくらい負傷しているのかを伝える意味があります。風邪で頭が痛いというのは、動けない状況を作ることで休養しなさいよというサインです。
ではストレスはどんな役割があるのでしょうか?答えはズバリ、『人間の防衛本能』なのです。敵だ敵だと感じていたかもしれませんが、実は僕らの身を守ってくれているものなのです。
もう少しわかりやすく言うと、ストレスとは解決すべき問題が起こったとき、その他の情報を遮断することで、その問題に集中できる環境を作っている反応なのです。・・・ピンときますか?でもよく考えれば理解できるはずです。
思い出してみてください。何かに悩んだ時、そのことばかり考えて何にも手がつかない状況になったことはありませんか?恋人に嫌われた、上司に怒られたなど、どんな悩みの時にでも、きっと周りの状況が耳に入らない、上の空になったことはないでしょうか。
それはすなわち、体が「他の事は考えずに、集中してその問題を解決しなさい」というサインを送り、それ以外の情報をシャットアウトしている状態。だからそのことしか考えられなくなるわけで、体を守るための本能だと言えるのです。
◆ストレスが大切になることもある
良く言えば、その壁を乗り越えやすくするために、あえてそのことしか考えられないようにしてくれている状態。悪く言えば、そこにしか目が向けられなくなっているので、一歩下がって考えることができなくなっている状態がストレスと言えます。
スポーツ選手などは、このストレスをうまく活用して結果を出します。どんなに多くの観客がいようとも、ストレスを掛けてその情報をうまく遮断することによって、感覚を研ぎ澄まして協議に臨むことができるからです。
少しづつわかっていただけたと思いますが、ストレスは悪役なわけではなく、うまく向き合うことによって力を発揮することもできるということになるのです。ではこれを建設業に当てはめて考えてみましょう。
施工管理は関わる人間の数がとても多く、それため多くの事を考え続けなければいけない仕事です。業務量が多いため、仮に悩むような事態が起きたとしても「そんなところで立ち止まってる場合じゃない、いいから次に進め!」とならなければいけません。
ですが、ストレスのかかっている当の本人にとっては、周りの情報が遮断されているわけです。仕事として見るならば、業務が回らなくなり、人に迷惑をかけ、できない人間と思われることになりますよね。つまり圧倒的な悪循環に入ります。
とはいえこれは人間の本能ですから、簡単に切り替えることも難しいのです。ではどうしたらいいのか。それは、体からのサインを素直に受け入れること以外にないと思っています。
◆体からのサインを考えよう
ストレスは体から発信された「それは解決すべき問題ですよ」というサインだといいました。もしもこれを素直に受け入れるならば、まずは他の事をそっちのけで、そこから解決していくべきです。だって、他でもない自分の体がそう言っているのですから。
そしてそれを乗り越えやすい状況も整えてくれているのです。それを活用する方がいいに決まっています。ただし、外部の情報を遮断することによるという本能の、副作用も考えておかなければいけません。要するに、視野が極端に狭くなっていることを理解するのです。
悩んでいる人に相談を受けたことはありませんか?その人が必死で悩んでいる内容が、他の人から見ると「そんなに悩むことじゃ無くね?」と思うようなこともたくさんあります。でもこれは、外部の情報が遮断されている本人にとっては仕方のないこと。
逆に言えば、どんなにストレスがかかっていたとしても、広い視野を持ってそばにいてくれる人がいれば、実は簡単に乗り越えられたりします。つまりストレス解消の一番の手立ては何か。それは「悩みを誰かに打ち明ける事」だと言えるのです。
◆ストレスは成長に必要なもの
もう一度言いますが、ストレスがかかっているということは、体が早く解決しろと言っているわけです。これは、壁を乗り越えるチャンスととらえることはできませんか?成長するために、実はストレスはとても重要な役割を果たすと思うのです。
ストレスがかかる状態になったなら、それ素早く解消して、また次のストレスを迎える。これを繰り返すことが、成長への近道。そして解消するための有効な手段は、誰かに打ち明ける事だとわかりました。
であれば、そんなストレスとうまく向き合う方法が見えてきましたね。それは、普段から悩みを気軽に話せる人を作っておくことです。「そんなに簡単じゃないよ」という声が聞こえてきそうですね。では最後に、そのコツを少しだけお伝えします。
悩みを聞いてくれる人を作るコツは、「弱点を見せること」です。見せたくない恥ずかしいこと、知られたくない過去。必ず一つや二つはあるのではないでしょうか。それを、勇気を出して話す事です。
なぜそれがコツなのかは、きっとそれを打ち明けられた側の気持ちに立つとわかるはず。完璧な人間ほど近寄りがたい人はいません。隙があり、弱みがあるからこそ気軽に近寄れるものだと思います。
いつかあなたがストレスで苦しくなった時、素直に打ち明けられる人を作るために、今の内から弱みを見せられる人を見つけましょう。そして、どんどん隙を見せていきましょう。恥ずかしいものほど共有しましょう。
きっと受け入れてくれるはず。そしていざというときには、話しても大丈夫な関係になるはずです。ストレスは成長のチャンス。人を頼ることも成長の一歩と言えるのです。まずは一人でもいいので、弱みを見せられる人を見つけておきましょうね。
【プロフィール】
武田祐樹(たけだひろき)
HT RaisePLAN 代表
総合建設業に17年在職し、官民問わず数多くの実績を積む。
建設業の効率的な働き方を実現するため、
現在はオンラインを中心に活動し、
中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家としても活躍。
現在はオンラインを中心に活動し、
中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家としても活躍。
【保有資格】
1級建築士、1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士
【運営事業】
◇GENBA Lab.(現場ラボ)運営
【メディア活動】
◇YouTubeチャンネル【建設業を持ち上げるTV】
https://www.youtube.com/c/nextconstruction
◇音声配信【たけだの作業日報】
https://open.spotify.com/show/2qPIT6VYOzjcp9eBrFODLI
https://www.youtube.com/c/nextconstruction
◇音声配信【たけだの作業日報】
https://open.spotify.com/show/2qPIT6VYOzjcp9eBrFODLI
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