#15現場監督が一人前になるまでの道のりとは?
就職をし、会社の一員として努力をすれば、いつかは一人前になる時が来ます。でもそれが5年後なのか、10年後なのか見当もつかないと思います。と言いますか、そもそも一人前ってどういうことなのかもよくわかりませんよね。今回は、これから現場監督になりたいと思う方のためにお話していきます。入社してから一人前になるまでの道筋について解説していきたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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◆全力を出すために必要なこと
突然ですが、質問です。
「100mを、全力で走れますか?」
何をいきなりと思うかもしれませんが、お答えください。きっと、ほとんどの人が100mくらいなら何とか、全力で走ることができると思います。疲れるでしょうけどね。
ではもう一つ質問します。
「何mかわからないけど、とにかく全力で走り続けられますか?」
もしかしたら100mかもしれません。でも10kmあるかもしれません。そもそもゴールがあるかどうかもわかりません。そんな先が見えない状況の中で、「止まれと言うまで走れ!」といわれたとして。それでも全速力で走り続けることはできるでしょうか?
おそらくほとんどの人が首を横に振ると思います。だって、どこまで走るのかがわからないんですから。ペース配分がわかりません。少なくとも全力を出し続ける勇気はありませんよね。
このように、どこまで走っていいのかがわからないと、人間は全力で走ることはできません。少なくともゴールが設定されて初めて、全力を出せるのかどうかを自分で判断しているのです。
ここまでで少しわかってくれたと思いますが、人はゴールが明確にわかった状況でこそ本気を出す事が出来る生き物。これは人間が生きていくための本能ともいえるものなのです。
◆先を見据えるから全力を出せる
先ほどの話は、仕事にも言えます。入社した会社が、一体何を目指す会社なのかよくわからない。これから何をやらされるのかもわからない。しかも、指示をされたことの意味も教えてくれない。でもいいから全力でやれと言う。
もしもそんな状況になったとして、あなたは本気を出せますか?少なくとも僕は無理です。そんなのは不安でしょうがないですし、きっと耐えられません。無意味に思えてしまうからです。
入社した段階から、自分は何を目指して頑張るのか。そしてどういう順番に成長していくのかがわかっていると、進んでいることを実感できるのではないでしょうか。要するに成長していくために必要なことは、進むべきプロセスです。
今どこにいて、将来どこに向かうべきなのかがわかれば、成長は一気に早まるということ。だからこそ、まだ学生のあなたに伝えているのです。
◆施工管理の成長段階を知ろう
では、施工管理はどのような順番で一人前に成長していくのか。そのフェーズは 4段階に分かれています。
第1フェーズ:社会を知る
第2フェーズ:仕事ができる
第3フェーズ:現場を動かす
第4フェーズ:組織を活かす
この4つの段階を超えたとき、現場監督として一人前と言えるのです。ではもう少しだけ詳しく説明しておきましょう。
◇第1フェーズ:社会を知る
第1フェーズは【周りの人たちのため】に動けるようになることです。入社して間もない頃、基本的には何もわかりません。でも世の中には「知りませんでした」では済まされないこともたくさんあるのです。
知らずに法律を犯してしまった。わからずに人を傷つけてしまった。もしそうなると本人はおろか、会社全体を揺るがす事態になりかねません。知識やルールを知らないということは、それだけ破壊力があると言えるのです。
つまり最低限の知識やルールを身に着けることで、周りや会社に対し「致命的なミスをしないようにすること」。これが一番初めのフェーズなのです。具体的に言うと、業務に関連する法律や安全に関するルールを知ることです。
何よりも初めに学ぶべきは、技術ではなく最低限の知識。それをクリアして初めて、実際の業務を行うことができるのです。
◇第2フェーズ:仕事ができる
第2フェーズは【自分のため】に学び、実践していくことです。第 1フェーズをクリアすることは、社会人としての第一歩。ならばここでは、施工管理としての第一歩を踏み出してもらうことになります。
現場に出る上で最低限の知識は、図面が読めること。その上で言われた仕事をこなしていくことが重要です。どんなに小さなことだったとしても、その計画を立ててイメージを明確にし、描いた通りの結果になるように業務を進めます。
例えその結果が、上司と食い違っていてもかまいません。大切なことは、それが「自分のイメージ通りかどうか」です。自分で考えたことを、いろんな人の力を借りながら達成していく、そのプロセス全てが成長の糧なのです。
知らなかったことを知る。出来なかったことができるようになる。今まで知らなかったことに挑戦して、できることをとにかく増やしていく。失敗を恐れずに、できるまで繰り返すこと自体に価値があります。
周りに迷惑をかける場面があっても、最後に貢献できれば問題ありません。ここではとにかく、自分の成長だけを考えて果敢にチャレンジし続けることが重要なフェーズなのです。
◇第3フェーズ:現場を動かす
第3フェーズは【現場のため】に動けるようになること。現場で働くすべての人に不安を与えないように、先回りをして準備していくフェーズです。計画も実践も含めたすべてを、自分の責任において進めることが大切です。
現場は人の手で動かすものです。それゆえ、あらゆる場面でミスがあり、想像しなかった事態が次々に起こります。そのたびにアタフタしているようでは、周りの人が不安になります。誰よりも先に間違いを見つけ、先回りをして不安要素を潰すのです。
現場に正解はありません。あらゆる条件を総合して考えたときに出てくる「最適解」を導くのが重要です。このフェーズに至るまでのプロセスでは、常に「自分ならどうするか」を考えて準備をしておきましょう。その集大成と言えるのが第3フェーズです。
「100mを、全力で走れますか?」
何をいきなりと思うかもしれませんが、お答えください。きっと、ほとんどの人が100mくらいなら何とか、全力で走ることができると思います。疲れるでしょうけどね。
ではもう一つ質問します。
「何mかわからないけど、とにかく全力で走り続けられますか?」
もしかしたら100mかもしれません。でも10kmあるかもしれません。そもそもゴールがあるかどうかもわかりません。そんな先が見えない状況の中で、「止まれと言うまで走れ!」といわれたとして。それでも全速力で走り続けることはできるでしょうか?
おそらくほとんどの人が首を横に振ると思います。だって、どこまで走るのかがわからないんですから。ペース配分がわかりません。少なくとも全力を出し続ける勇気はありませんよね。
このように、どこまで走っていいのかがわからないと、人間は全力で走ることはできません。少なくともゴールが設定されて初めて、全力を出せるのかどうかを自分で判断しているのです。
ここまでで少しわかってくれたと思いますが、人はゴールが明確にわかった状況でこそ本気を出す事が出来る生き物。これは人間が生きていくための本能ともいえるものなのです。
◆先を見据えるから全力を出せる
先ほどの話は、仕事にも言えます。入社した会社が、一体何を目指す会社なのかよくわからない。これから何をやらされるのかもわからない。しかも、指示をされたことの意味も教えてくれない。でもいいから全力でやれと言う。
もしもそんな状況になったとして、あなたは本気を出せますか?少なくとも僕は無理です。そんなのは不安でしょうがないですし、きっと耐えられません。無意味に思えてしまうからです。
入社した段階から、自分は何を目指して頑張るのか。そしてどういう順番に成長していくのかがわかっていると、進んでいることを実感できるのではないでしょうか。要するに成長していくために必要なことは、進むべきプロセスです。
今どこにいて、将来どこに向かうべきなのかがわかれば、成長は一気に早まるということ。だからこそ、まだ学生のあなたに伝えているのです。
◆施工管理の成長段階を知ろう
では、施工管理はどのような順番で一人前に成長していくのか。そのフェーズは 4段階に分かれています。
第1フェーズ:社会を知る
第2フェーズ:仕事ができる
第3フェーズ:現場を動かす
第4フェーズ:組織を活かす
この4つの段階を超えたとき、現場監督として一人前と言えるのです。ではもう少しだけ詳しく説明しておきましょう。
◇第1フェーズ:社会を知る
第1フェーズは【周りの人たちのため】に動けるようになることです。入社して間もない頃、基本的には何もわかりません。でも世の中には「知りませんでした」では済まされないこともたくさんあるのです。
知らずに法律を犯してしまった。わからずに人を傷つけてしまった。もしそうなると本人はおろか、会社全体を揺るがす事態になりかねません。知識やルールを知らないということは、それだけ破壊力があると言えるのです。
つまり最低限の知識やルールを身に着けることで、周りや会社に対し「致命的なミスをしないようにすること」。これが一番初めのフェーズなのです。具体的に言うと、業務に関連する法律や安全に関するルールを知ることです。
何よりも初めに学ぶべきは、技術ではなく最低限の知識。それをクリアして初めて、実際の業務を行うことができるのです。
◇第2フェーズ:仕事ができる
第2フェーズは【自分のため】に学び、実践していくことです。第 1フェーズをクリアすることは、社会人としての第一歩。ならばここでは、施工管理としての第一歩を踏み出してもらうことになります。
現場に出る上で最低限の知識は、図面が読めること。その上で言われた仕事をこなしていくことが重要です。どんなに小さなことだったとしても、その計画を立ててイメージを明確にし、描いた通りの結果になるように業務を進めます。
例えその結果が、上司と食い違っていてもかまいません。大切なことは、それが「自分のイメージ通りかどうか」です。自分で考えたことを、いろんな人の力を借りながら達成していく、そのプロセス全てが成長の糧なのです。
知らなかったことを知る。出来なかったことができるようになる。今まで知らなかったことに挑戦して、できることをとにかく増やしていく。失敗を恐れずに、できるまで繰り返すこと自体に価値があります。
周りに迷惑をかける場面があっても、最後に貢献できれば問題ありません。ここではとにかく、自分の成長だけを考えて果敢にチャレンジし続けることが重要なフェーズなのです。
◇第3フェーズ:現場を動かす
第3フェーズは【現場のため】に動けるようになること。現場で働くすべての人に不安を与えないように、先回りをして準備していくフェーズです。計画も実践も含めたすべてを、自分の責任において進めることが大切です。
現場は人の手で動かすものです。それゆえ、あらゆる場面でミスがあり、想像しなかった事態が次々に起こります。そのたびにアタフタしているようでは、周りの人が不安になります。誰よりも先に間違いを見つけ、先回りをして不安要素を潰すのです。
現場に正解はありません。あらゆる条件を総合して考えたときに出てくる「最適解」を導くのが重要です。このフェーズに至るまでのプロセスでは、常に「自分ならどうするか」を考えて準備をしておきましょう。その集大成と言えるのが第3フェーズです。
◇第4フェーズ:組織を活かす
第4フェーズは【会社のため】に、もっと広い視野でみられる人間になることが求められます。社会を知り、仕事ができ、現場では安心感を与えられる存在になってきたのなら。その力をもっと広いフィールドで活かすべき。
会社は、現場だけが全てではありません。営業や経理などたくさんの部署に分かれ、それぞれが一生懸命働いています。現場では完ぺきな人であったとしても、会社ではほんの一部でしかないのです。
であれば、さらに視野を広げていく必要があります。まずは自分の現場だけでなく、他の現場もうまくいくように行動する。もっと効率的な働きができるように会社と連携する。会社のキーマンとしてふるまうことが求められます。
会社で働く人すべてが、豊かで幸せになるためにはどうしたらいいのか。これを考えていけるようになることが第4フェーズであり、会社員としてのゴールともいえるのです。
◆入社してからやり続けることは?
成長には4段階るとわかっていただけたと思います。いや、もしかしたら少し難しい内容だったかもしれません。なのでもっと簡単に、入社してからやり続けてほしいことを伝えます。
それは、「自分の頭で考え、自分なりの答えを出す」ことです。どんなに簡単な業務だって、必ず意味があります。やれと言われたからやる、という仕事をしていても成長はありません。いつかは独り立ちしなければいけないのですから。
いつでも業務には疑問を持ち、なぜ、なぜ、なぜを問い続ける。そして自分ならどうすべきかを考え続け、いざその時が来ても大丈夫な準備を常にしておきましょう。最初は難しいかもしれませんが、誰もが通る道。
やればできます。やらなければできるようにはなりません。会社に、そして社会に必要とされる人間になるために。頭を常に動かし続けることこそが、最短で成長できる方法なのです。
会社は、現場だけが全てではありません。営業や経理などたくさんの部署に分かれ、それぞれが一生懸命働いています。現場では完ぺきな人であったとしても、会社ではほんの一部でしかないのです。
であれば、さらに視野を広げていく必要があります。まずは自分の現場だけでなく、他の現場もうまくいくように行動する。もっと効率的な働きができるように会社と連携する。会社のキーマンとしてふるまうことが求められます。
会社で働く人すべてが、豊かで幸せになるためにはどうしたらいいのか。これを考えていけるようになることが第4フェーズであり、会社員としてのゴールともいえるのです。
◆入社してからやり続けることは?
成長には4段階るとわかっていただけたと思います。いや、もしかしたら少し難しい内容だったかもしれません。なのでもっと簡単に、入社してからやり続けてほしいことを伝えます。
それは、「自分の頭で考え、自分なりの答えを出す」ことです。どんなに簡単な業務だって、必ず意味があります。やれと言われたからやる、という仕事をしていても成長はありません。いつかは独り立ちしなければいけないのですから。
いつでも業務には疑問を持ち、なぜ、なぜ、なぜを問い続ける。そして自分ならどうすべきかを考え続け、いざその時が来ても大丈夫な準備を常にしておきましょう。最初は難しいかもしれませんが、誰もが通る道。
やればできます。やらなければできるようにはなりません。会社に、そして社会に必要とされる人間になるために。頭を常に動かし続けることこそが、最短で成長できる方法なのです。
【プロフィール】
武田祐樹(たけだひろき)
HT RaisePLAN 代表
総合建設業に17年在職し、官民問わず数多くの実績を積む。
建設業の効率的な働き方を実現するため、
現在はオンラインを中心に活動し、
中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家としても活躍。
現在はオンラインを中心に活動し、
中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家としても活躍。
【保有資格】
1級建築士、1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士
【運営事業】
◇GENBA Lab.(現場ラボ)運営
【メディア活動】
◇YouTubeチャンネル【建設業を持ち上げるTV】
https://www.youtube.com/c/nextconstruction
◇音声配信【たけだの作業日報】
https://open.spotify.com/show/2qPIT6VYOzjcp9eBrFODLI
https://www.youtube.com/c/nextconstruction
◇音声配信【たけだの作業日報】
https://open.spotify.com/show/2qPIT6VYOzjcp9eBrFODLI
◇インスタグラム【3分で学べる建設コラム】
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