#13 可愛がられる新人になるコツ
就職すると、たくさんの先輩たちに囲まれて業務を行うことになります。人間が人間のために活動することが仕事なわけですから、コミュニケーションは避けて通れません。
そして就職して間もない時には、基本的には知っている人はほとんどいない状況です。そんな中でたくさんのものを素早く学び、戦力になっていくにはコツがあります。今回は、新人特有のコミュニケーション術についてお話してみたいと思います。
◆話しかけられない新人になりたいですか?
早期に会社を辞めてしまう人の多くは、人間関係が原因です。どんなに優秀だろうと、どんなに仕事の飲み込みが早かろうと。先輩や上司とうまくいかないと嫌になってしまうのはわかりますよね。
ところで皆さんは、どんな新人になりたいでしょうか?
①先輩に可愛がられる新人
②誰からもかまわれない新人
性格によっては ②を選ぶ人もいるかもしれませんが、では「どちらが成長しやすいですか?」という質問ならどうでしょうか。おそらく ①を選びますよね。
先輩の立場になったとき、可愛い新人相手には、進んで教えてあげたいと思ったり、成長させて仲間になってほしいと思うものです。そう考えると、やっぱり可愛がられる人になった方がお得な気がしませんか?
誰からも話しかけられず、ポツンと会社に一人で座っている状況、僕なら耐えられません・・・。早く会社の雰囲気に溶け込み、誰かの役に立つ動きができる方が楽しいと感じますよね。
だからこそ、できるだけ短い時間で人間関係をうまく作ることが必要になります。ではどうすればいいのか。僕は今までにたくさんの新人を見てきましたが、誰からも気にされずにひっそりと辞めていった子も少なくありません。
ですが、なぜか先輩が笑顔で集まってくる新人もいます。その違いは何なのかを観察していくと、そこにはある「共通点」が存在することに気づきました。それを包み隠さずお伝えできればと思います。
◆新人は「明るく正直」であれ
それではここから、どうやったら先輩から可愛がられる新人になる事ができるのかをお伝えしていきます。あらかじめ、人それぞれの性格や価値観に違いはありますので、100%正しい理屈ではないということはご了承くださいね。
結論『新人は明るい正直者であれ』ということです。
たぶんみなさんが思い描いたものとは少し違うと思います。なので順を追って説明していきましょう。これを簡単に理解するために、その逆を思い浮かべてみてください。
「明るくて正直者」の反対は、『暗くてカッコつけ』となります。・・・どうでしょうか。こんな人と友達になりたいでしょうか。
「今日は天気がいいね!」と元気に話しかけたとき、ぼそぼそとした声で「昨日だって天気は良かったけどね」とか言われたら、僕なら次に話しかけるのをためらってしまうと思います・・・。少し感覚的な話になってしまったので、もう少し具体的に説明していきます。
◇「明るい」とは?
ここでいう ”明るい” の定義は・・・
・元気がいい
・一生懸命、ひたむき
という意味になります。元気がいいというのはイメージが湧くと思いますが、一生懸命というのはどういうことでしょうか。例えば「あの人は建設業界に明るい」というのは、建設業界についてよく勉強しているというような意味になります。
やったことのない仕事などをお願いされるとき、「いや」「でも」「だって」「たぶん」というような言葉をつけて嫌な顔をする人。小さい声で溜息まじりに「わかりました・・・」という人。またお願いしようと思うでしょうか。
それよりも、相手の言葉に少し重なるくらいのタイミングで「はい!」「わかりました!」と大きな声で答える人の方が好印象になるのは疑いようがありません。
可愛いと思うかどうかは、また話しかけたいと思うかどうかと同じ意味。であれば、まだ未熟な自分に仕事を教えてくれようとしてくれている先輩に対し、気持ちの良い返事で答えることが大切。結局は姿勢なのです。
◇「正直者」とは?
ここでいう” 正直者 ”の定義は・・・
・未熟さを隠さない
・素直、まっすぐ
という意味になります。未熟なことが好印象になるって、少しピンときづらいかもしれません。でも、すでに多くの事が理解できている人に、何かを教えたいでしょうか?と考えるとわかるかもしれません。
自分がまだまだ業界の事を何も知らないと理解した上で、だからこそ頑張って学ぼうとしているという姿勢は非常に好印象になります。何より自分を頼りにしてくれている人は、手を貸してあげたくなるものですよね。
また、わからないことはわからない。間違えたものは間違えたと嘘をついたり隠したりするのではなく正直に話す。そしてそれを自分なりに改善しようとまっすぐに努力をしている人は、ついつい応援したくなるものです。
結果、周りが見えていないほど頑張っている人がいたのなら、見えてない部分はフォローしてあげたくなってしまうのです。アニメ ”ワンピース” でいうところの、ルフィの仲間の気持ちに似ているかもしれませんね。
◆新人がとるべき具体的な行動は?
結局は、「知ったかぶりせず、元気よく素直に学ぶ」ということが重要と言えます。新人が何もわからないなんてことは、先輩はみんなわかっています。そんなところでカッコつけてもしかたがありません。
それよりも、今のうちに一生懸命学び、数年後に戦力になってもらうことを期待しているのです。だからこそ、最初の内はどんどんとチャレンジをしていきましょう。業務を依頼されたのなら、まずやってみる事から。そうやって少しづつできることを増やしていくのです。
新人でいられるうちに、やるべき具体的な行動はいたってシンプル。これは先輩や上司からの指示や依頼に対しての心構えであり、可愛がられる新人になるための最も簡単な方法があります。それは・・・
【考える前に「ハイ!」と言おう】ということです。
すべきことは簡単。何かを言われたら、0.5秒以内に「ハイ!」と言えばいいのです。「これ、おねがいしてもいいかな」「ハイ!」で、OKです。できるかできないかなんて関係ありません。納得できるかどうかはあとから考えましょう。
だって、新人はできなくて当たり前。考えてもわからないのです。今からできることを増やしていく段階なのですから。とにかくやってみる。わからないことは、返事をした後に聞けばいいのです。
「どういう内容ですか?」「どのくらい時間がかかりますか?」など、依頼された段階でいろいろ聞き出し、納得してからやるかやらないかを決めるなんて、とてももったいないこと。何度も言いますが、まだできることがほとんどないわけです。
◆すべてはスピードが命!
何か言われた時の返事もそうですし、その後の行動もそうです。新人さんには何よりもスピード感が非常に重要と言えます。とりあえず返事をしてしまう。そうすれば逃げることはできません。挑戦するしかなくなります。
そして受けたからには、素早く行動する。そして素早く失敗をするのです。そうやって素直に動いていくと、できることの幅がどんどんと増えていきます。仕事を選び、納得してから行動している人とは圧倒的な差がついていくことでしょう。
仕事の幅が広がれば、自分で順番を組み立てることができ、自分がすべき仕事を選べるようになってくるのです。やらされている仕事から、進んでやる仕事に切り替わっていくことで、自分の考えによって周りが動いていきます。
自分の考えが様々な人に認められ、先輩に期待され、後輩に頼られる。そんな働き方ができるようになると、仕事は楽しくて仕方がなくなってきます。新人の時期はその第1歩。
先輩に可愛がられながら、元気よくスピード感をもって学んでいきましょう。一人前になる日を思い描いて。
【プロフィール】
そして就職して間もない時には、基本的には知っている人はほとんどいない状況です。そんな中でたくさんのものを素早く学び、戦力になっていくにはコツがあります。今回は、新人特有のコミュニケーション術についてお話してみたいと思います。
◆話しかけられない新人になりたいですか?
早期に会社を辞めてしまう人の多くは、人間関係が原因です。どんなに優秀だろうと、どんなに仕事の飲み込みが早かろうと。先輩や上司とうまくいかないと嫌になってしまうのはわかりますよね。
ところで皆さんは、どんな新人になりたいでしょうか?
①先輩に可愛がられる新人
②誰からもかまわれない新人
性格によっては ②を選ぶ人もいるかもしれませんが、では「どちらが成長しやすいですか?」という質問ならどうでしょうか。おそらく ①を選びますよね。
先輩の立場になったとき、可愛い新人相手には、進んで教えてあげたいと思ったり、成長させて仲間になってほしいと思うものです。そう考えると、やっぱり可愛がられる人になった方がお得な気がしませんか?
誰からも話しかけられず、ポツンと会社に一人で座っている状況、僕なら耐えられません・・・。早く会社の雰囲気に溶け込み、誰かの役に立つ動きができる方が楽しいと感じますよね。
だからこそ、できるだけ短い時間で人間関係をうまく作ることが必要になります。ではどうすればいいのか。僕は今までにたくさんの新人を見てきましたが、誰からも気にされずにひっそりと辞めていった子も少なくありません。
ですが、なぜか先輩が笑顔で集まってくる新人もいます。その違いは何なのかを観察していくと、そこにはある「共通点」が存在することに気づきました。それを包み隠さずお伝えできればと思います。
◆新人は「明るく正直」であれ
それではここから、どうやったら先輩から可愛がられる新人になる事ができるのかをお伝えしていきます。あらかじめ、人それぞれの性格や価値観に違いはありますので、100%正しい理屈ではないということはご了承くださいね。
結論『新人は明るい正直者であれ』ということです。
たぶんみなさんが思い描いたものとは少し違うと思います。なので順を追って説明していきましょう。これを簡単に理解するために、その逆を思い浮かべてみてください。
「明るくて正直者」の反対は、『暗くてカッコつけ』となります。・・・どうでしょうか。こんな人と友達になりたいでしょうか。
「今日は天気がいいね!」と元気に話しかけたとき、ぼそぼそとした声で「昨日だって天気は良かったけどね」とか言われたら、僕なら次に話しかけるのをためらってしまうと思います・・・。少し感覚的な話になってしまったので、もう少し具体的に説明していきます。
◇「明るい」とは?
ここでいう ”明るい” の定義は・・・
・元気がいい
・一生懸命、ひたむき
という意味になります。元気がいいというのはイメージが湧くと思いますが、一生懸命というのはどういうことでしょうか。例えば「あの人は建設業界に明るい」というのは、建設業界についてよく勉強しているというような意味になります。
やったことのない仕事などをお願いされるとき、「いや」「でも」「だって」「たぶん」というような言葉をつけて嫌な顔をする人。小さい声で溜息まじりに「わかりました・・・」という人。またお願いしようと思うでしょうか。
それよりも、相手の言葉に少し重なるくらいのタイミングで「はい!」「わかりました!」と大きな声で答える人の方が好印象になるのは疑いようがありません。
可愛いと思うかどうかは、また話しかけたいと思うかどうかと同じ意味。であれば、まだ未熟な自分に仕事を教えてくれようとしてくれている先輩に対し、気持ちの良い返事で答えることが大切。結局は姿勢なのです。
◇「正直者」とは?
ここでいう” 正直者 ”の定義は・・・
・未熟さを隠さない
・素直、まっすぐ
という意味になります。未熟なことが好印象になるって、少しピンときづらいかもしれません。でも、すでに多くの事が理解できている人に、何かを教えたいでしょうか?と考えるとわかるかもしれません。
自分がまだまだ業界の事を何も知らないと理解した上で、だからこそ頑張って学ぼうとしているという姿勢は非常に好印象になります。何より自分を頼りにしてくれている人は、手を貸してあげたくなるものですよね。
また、わからないことはわからない。間違えたものは間違えたと嘘をついたり隠したりするのではなく正直に話す。そしてそれを自分なりに改善しようとまっすぐに努力をしている人は、ついつい応援したくなるものです。
結果、周りが見えていないほど頑張っている人がいたのなら、見えてない部分はフォローしてあげたくなってしまうのです。アニメ ”ワンピース” でいうところの、ルフィの仲間の気持ちに似ているかもしれませんね。
◆新人がとるべき具体的な行動は?
結局は、「知ったかぶりせず、元気よく素直に学ぶ」ということが重要と言えます。新人が何もわからないなんてことは、先輩はみんなわかっています。そんなところでカッコつけてもしかたがありません。
それよりも、今のうちに一生懸命学び、数年後に戦力になってもらうことを期待しているのです。だからこそ、最初の内はどんどんとチャレンジをしていきましょう。業務を依頼されたのなら、まずやってみる事から。そうやって少しづつできることを増やしていくのです。
新人でいられるうちに、やるべき具体的な行動はいたってシンプル。これは先輩や上司からの指示や依頼に対しての心構えであり、可愛がられる新人になるための最も簡単な方法があります。それは・・・
【考える前に「ハイ!」と言おう】ということです。
すべきことは簡単。何かを言われたら、0.5秒以内に「ハイ!」と言えばいいのです。「これ、おねがいしてもいいかな」「ハイ!」で、OKです。できるかできないかなんて関係ありません。納得できるかどうかはあとから考えましょう。
だって、新人はできなくて当たり前。考えてもわからないのです。今からできることを増やしていく段階なのですから。とにかくやってみる。わからないことは、返事をした後に聞けばいいのです。
「どういう内容ですか?」「どのくらい時間がかかりますか?」など、依頼された段階でいろいろ聞き出し、納得してからやるかやらないかを決めるなんて、とてももったいないこと。何度も言いますが、まだできることがほとんどないわけです。
◆すべてはスピードが命!
何か言われた時の返事もそうですし、その後の行動もそうです。新人さんには何よりもスピード感が非常に重要と言えます。とりあえず返事をしてしまう。そうすれば逃げることはできません。挑戦するしかなくなります。
そして受けたからには、素早く行動する。そして素早く失敗をするのです。そうやって素直に動いていくと、できることの幅がどんどんと増えていきます。仕事を選び、納得してから行動している人とは圧倒的な差がついていくことでしょう。
仕事の幅が広がれば、自分で順番を組み立てることができ、自分がすべき仕事を選べるようになってくるのです。やらされている仕事から、進んでやる仕事に切り替わっていくことで、自分の考えによって周りが動いていきます。
自分の考えが様々な人に認められ、先輩に期待され、後輩に頼られる。そんな働き方ができるようになると、仕事は楽しくて仕方がなくなってきます。新人の時期はその第1歩。
先輩に可愛がられながら、元気よくスピード感をもって学んでいきましょう。一人前になる日を思い描いて。
【プロフィール】
武田祐樹(たけだひろき)
HT RaisePLAN 代表
総合建設業に17年在職し、官民問わず数多くの実績を積む。
建設業の効率的な働き方を実現するため、
現在はオンラインを中心に活動し、
中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家としても活躍。
現在はオンラインを中心に活動し、
中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家としても活躍。
【保有資格】
1級建築士、1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士
【運営事業】
◇GENBA Lab.(現場ラボ)運営
【メディア活動】
◇YouTubeチャンネル【建設業を持ち上げるTV】
https://www.youtube.com/c/nextconstruction
◇音声配信【たけだの作業日報】
https://open.spotify.com/show/2qPIT6VYOzjcp9eBrFODLI
https://www.youtube.com/c/nextconstruction
◇音声配信【たけだの作業日報】
https://open.spotify.com/show/2qPIT6VYOzjcp9eBrFODLI
◇インスタグラム【3分で学べる建設コラム】
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その他Twitterや雑誌、各種メディアサイトでも記事を掲載
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