#11 将来、施工管理は不要になる仕事なのか?
世の中は大きく変わってきています。SNSの普及で、誰もがリアルタイムに情報を得ることができるようになってから、進化の速度は爆発的に上がりました。それにともなって、昨日まで必要とされていた職業が、明日から不要になる。そんなことも現実で起き始めています。
自動運転によって、タクシードライバーはいらなくなるとか。ブロックチェーンによって役所の大半の人はいらなくなるとか。現実は未知数ですが、確かにと思うものはあります。じゃあ、施工管理はどうなんだろう・・・。そう思いませんでしたか?
ということで今回は、施工管理は将来不要になる職業なのかについて考察していきたいと思います。あくまで未来は誰にも分らず、筆者の考えによるものです。その点だけはご了承くださいね。
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自動運転によって、タクシードライバーはいらなくなるとか。ブロックチェーンによって役所の大半の人はいらなくなるとか。現実は未知数ですが、確かにと思うものはあります。じゃあ、施工管理はどうなんだろう・・・。そう思いませんでしたか?
ということで今回は、施工管理は将来不要になる職業なのかについて考察していきたいと思います。あくまで未来は誰にも分らず、筆者の考えによるものです。その点だけはご了承くださいね。
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◆ちょっとした仕事なら施工管理は不要
以前の記事で何度もお話していますが、工事現場における主役は職人さんです。施工管理は彼らをサポートする役割であり、しっかりと技術を発揮してもらうためのステージを整えることが重要です。ということは、脇役である施工管理は、将来不要になってしまうのでしょうか。
例えば部屋の壁紙を張り替えたいと考えたとしましょう。現在普及しているインターネットを活用すれば、きっと職人さんを検索することは問題なさそうです。エアコンの取り付けだって問題なさそうな気がしますよね。
つまり一つの職種で完結するような工事であれば、施工管理は不要と言えます。では、家を建てるならどうでしょうか。この場合は、少なくとも10~20の会社が絡み合って仕事が成り立ちます。
仮にAIによって最適な職人を選定されたとして、本当に家は建つのでしょうか。一気に職人さんが来ても工事は進みません。日程を調整する必要があります。そして、その人が本当に信頼できる人かどうかもわかりませんよね。
うまく工事を進めているのかも判断できませんし、騙されている可能性も否定できません。職人さんの選定だけじゃなく、どうやらそれ以外にも問題点は多そうです。
予算の中で工事を終わらせるのも技術なら、品質がきちんと確保されているのかをチェックするのも技術。人間同士をつなぎ、情報を伝達していくコミュニケーションも含めて、どれをとっても建築の超専門技術なのです。
つまり、ものすごく専門性の高い分野の人たちをまとめ上げ、建てたいと思う人に代わって数億、数十億の買い物を代わりにしていく。信頼できるメンバーを瞬時に集め、完璧なコミュニケーションによってスムーズに工事を進めていく。
こんなにも複雑なプロセスをコンピューター上で走らせるためには、そう簡単にはいきそうもありません。結局職人さんが人間であるうちは、どうしても人間による制御は必要になりますし、やっぱりすぐに施工管理は不要にならなそうだと考えるわけです。
◆皆さんの疑問にお答えします
ここからは、僕がYouTubeなどで配信しているときに頂いた質問などから、未来の現場監督について多くの人が抱く疑問や質問に答えてみたいと思います。
【質問 ①】ロボットが建物を建てる未来になると、その時現場監督は必要ですか?
【答え】そのロボットは誰が手配し、誰が制御するのですか?
質問に対して質問で答えてしまいました。施工管理の仕事には、手配をすることもありますし、予算や日程を管理することも含まれます。仮にロボットが建物を建てる未来が来たと仮定しましょう。
きっと誰かの商売としてロボットが動いていますよね。ということは、1社だけではなく、複数のロボット会社によって建物が形成されることになりそうです。それを手配したり、タイミングを管理する役割は誰がやると思いますか?きっと施工管理です。
人間がロボットに代わっただけの話で、結局手配することも管理することも放棄できません。やっぱり誰かがチェックしなければいけないなら、職人さんがロボット化しても、施工管理は必要とされそうな気がしています。
【質問② 】施工管理はAIに仕事を奪われないのですか?
【答え】そのAIは誰が手配し、誰が制御するのですか?
また同じ回答をしてしまいました。もうお分かりですよね。AIによって変わられるのは、きっと施工管理の中の業務の一角。施工管理が便利になっていくことはあっても、100%変わられる未来は見えません。
もし奪われるころには、多くの職業は不要になっているでしょうし、仕事なんて概念はそもそもない世界かもしれません。そうなれば、奪われる心配自体がなくなるでしょう。
【質問③ 】職人さんが減っていますが、大丈夫なのでしょうか?
【答え】現状大丈夫ではありません。ただ、仕組みも変わってきています。
遠くの人に手紙を渡す役は、昔は飛脚が担っていました。それが馬になり、車になり、インターネットになりました。その都度仕事はなくなりましたが、新しい仕事も同時に生まれました。つまり、自然と役割が変わってきただけです。
職人さんが減ってきていることに対して、今のままのやり方で考えるとあまり良くない状況ではあります。でもその代わりに道具が進化し、ロボット技術が進み、テクノロジーも進化しています。
仕事をする相手が変わり、ツールが変わり、やり方も変わる。時代に合った方法を常に選定して、変えていくのも施工管理の仕事だと言えます。要するに、「大丈夫でしょうか?」ではなく、大丈夫な方法を模索し続けなければいけないということですね。
【質問 ①】ロボットが建物を建てる未来になると、その時現場監督は必要ですか?
【答え】そのロボットは誰が手配し、誰が制御するのですか?
質問に対して質問で答えてしまいました。施工管理の仕事には、手配をすることもありますし、予算や日程を管理することも含まれます。仮にロボットが建物を建てる未来が来たと仮定しましょう。
きっと誰かの商売としてロボットが動いていますよね。ということは、1社だけではなく、複数のロボット会社によって建物が形成されることになりそうです。それを手配したり、タイミングを管理する役割は誰がやると思いますか?きっと施工管理です。
人間がロボットに代わっただけの話で、結局手配することも管理することも放棄できません。やっぱり誰かがチェックしなければいけないなら、職人さんがロボット化しても、施工管理は必要とされそうな気がしています。
【質問② 】施工管理はAIに仕事を奪われないのですか?
【答え】そのAIは誰が手配し、誰が制御するのですか?
また同じ回答をしてしまいました。もうお分かりですよね。AIによって変わられるのは、きっと施工管理の中の業務の一角。施工管理が便利になっていくことはあっても、100%変わられる未来は見えません。
もし奪われるころには、多くの職業は不要になっているでしょうし、仕事なんて概念はそもそもない世界かもしれません。そうなれば、奪われる心配自体がなくなるでしょう。
【質問③ 】職人さんが減っていますが、大丈夫なのでしょうか?
【答え】現状大丈夫ではありません。ただ、仕組みも変わってきています。
遠くの人に手紙を渡す役は、昔は飛脚が担っていました。それが馬になり、車になり、インターネットになりました。その都度仕事はなくなりましたが、新しい仕事も同時に生まれました。つまり、自然と役割が変わってきただけです。
職人さんが減ってきていることに対して、今のままのやり方で考えるとあまり良くない状況ではあります。でもその代わりに道具が進化し、ロボット技術が進み、テクノロジーも進化しています。
仕事をする相手が変わり、ツールが変わり、やり方も変わる。時代に合った方法を常に選定して、変えていくのも施工管理の仕事だと言えます。要するに、「大丈夫でしょうか?」ではなく、大丈夫な方法を模索し続けなければいけないということですね。
◆まとめ
これから就職し、新生活をスタートする学生さんにとってみると、未来に対する不安はあるでしょう。就職したはいいが、廃れ行く業界であっては困りますよね。でも、安心してください。時代は「縮小している」のではなく「変わっている」のです。
職業が少なくなっているのではなく、形を変えていっているだけなのです。つまりどの業界に入ったとしても、なくなるわけではないと考えています。
今から就職する皆さんに間違えてほしくないことは、時代が変革している状況では、変わらないことの方が不自然だということです。毎日同じことだけして生きていくことは、淘汰される世の中になっているということなのです。
でも怖がる必要はありません。皆さんは自然とそれを受け入れる能力を持っています。未だにスマホを使いこなせない大人がいる中、それを遊びに使っていますよね?気が付いたら時代に順応できているのです。
だから、大丈夫。新しいことを拒まないという好奇心や、努力は必要です。でもそれはどの時代でも同じこと。だから、どこにいても一生懸命に生きていれば自然と順のうできるようになっていきます。
建設業も時代と共に形を変えます。施工管理も同じです。結局、どんどん変わっていく状況を楽しめたものが時代の勝ち組。日本のインフラを担い、先端をひた走りながら変化を楽しむことのできる業界。ワクワクできる人間が生き残るのです。
その為にはまず仕事を覚えましょう。そしていろんな情報を入れ、業務に活かせるものがあれば率先して活かす。常識にとらわれずに、業界を楽しくしていける働き方を、どんどんと自由な発想で取り入れられる人材になってほしいと思います。
【プロフィール】
職業が少なくなっているのではなく、形を変えていっているだけなのです。つまりどの業界に入ったとしても、なくなるわけではないと考えています。
今から就職する皆さんに間違えてほしくないことは、時代が変革している状況では、変わらないことの方が不自然だということです。毎日同じことだけして生きていくことは、淘汰される世の中になっているということなのです。
でも怖がる必要はありません。皆さんは自然とそれを受け入れる能力を持っています。未だにスマホを使いこなせない大人がいる中、それを遊びに使っていますよね?気が付いたら時代に順応できているのです。
だから、大丈夫。新しいことを拒まないという好奇心や、努力は必要です。でもそれはどの時代でも同じこと。だから、どこにいても一生懸命に生きていれば自然と順のうできるようになっていきます。
建設業も時代と共に形を変えます。施工管理も同じです。結局、どんどん変わっていく状況を楽しめたものが時代の勝ち組。日本のインフラを担い、先端をひた走りながら変化を楽しむことのできる業界。ワクワクできる人間が生き残るのです。
その為にはまず仕事を覚えましょう。そしていろんな情報を入れ、業務に活かせるものがあれば率先して活かす。常識にとらわれずに、業界を楽しくしていける働き方を、どんどんと自由な発想で取り入れられる人材になってほしいと思います。
【プロフィール】
武田祐樹(たけだひろき)
HT RaisePLAN 代表
総合建設業に17年在職し、官民問わず数多くの実績を積む。
建設業の効率的な働き方を実現するため、
現在はオンラインを中心に活動し、
中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家としても活躍。
現在はオンラインを中心に活動し、
中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家としても活躍。
【保有資格】
1級建築士、1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士
【運営事業】
◇GENBA Lab.(現場ラボ)運営
◇その他オンライン講師、オンラインセミナー活動も実施
【メディア活動】
◇YouTubeチャンネル【建設業を持ち上げるTV】
https://www.youtube.com/c/nextconstruction
◇音声配信【たけだの作業日報】
https://open.spotify.com/show/2qPIT6VYOzjcp9eBrFODLI
https://www.youtube.com/c/nextconstruction
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◇インスタグラム【3分で学べる建設コラム】
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その他Twitterや雑誌、各種メディアサイトでも記事を掲載
(Twitter:https://twitter.com/Takeda_Hiroki81)
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