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チャンネル登録者数6000人!人気施工管理youtuberたけだひろきさんが教える「現場カントクという素晴らしき世界」#6

キャリアマップ編集部

2022/05/20

チャンネル登録者数6000人!人気施工管理youtuberたけだひろきさんが教える「現場カントクという素晴らしき世界」#6
#6 とある新人現場監督の、1日のルーティン

#4・5と、施工管理ってどんな仕事なの?という疑問についてお話してきました。ざっくりとどんな意味のある仕事で、どんな業務を行っていくのかはわかっていただけたのではないでしょうか。まだ読んでいない方は、ぜひそちらから読んでみてください。

#4 施工管理って・・・実は「翻訳業」なんです
#5 ところで「施工」を「管理」するってどういうこと?

そうなると、こんな疑問が出てきたのではないでしょうか。
「・・・で結局入社したら、最初はどんな仕事をするの?」
ということで、今回はとある新人さんの1日に密着し、時間を追いかけながら、実際にどんなことをしているのかを順番に解説してみたいと思います。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

◇表の見方を説明
新人が初めて与えられるのは「現場係員」というポジションで、その後「現場主任」に昇格していくのが一般的です。

表の左側が新人である現場係員の1日の流れであり、右側が現場主任の1日を表したものになります。今回は新人さんの仕事なので、左側について解説していきます。

また、表に色がついていますよね。
「青」の部分は、プライベートな時間
「緑」の部分は、現場に出ている時間
「オレンジ」の部分は、事務所でのデスクワークの時間

こういう見方で表を見ながら読み進めてください。あらかじめお伝えしておきますが、工事の種類や状況、会社の方針で大きく変わります。くれぐれも、ひとつの例だと考えてくださいね。それでは解説していきます。





◇6:30~8:00
朝6:30ごろ起床して、1日はスタートします。顔を洗い、ご飯を食べて出発します。もちろん現場までの通勤距離にもよりますが、この新人さんは 30分程度で現場に到着したようですね。

7:30頃には現場に到着し、安全帯などを装着して現場に向かいます。前日の作業終了時にも点検をしていますが、作業が始まる前にも危険なところはないかをしっかりとチェックします。以前、現場の中で酔っぱらいのおっちゃんが寝ていた、なんてこともありました(笑)

一回りすると、8:00に始まる朝礼の準備を始めます。拡声器を用意してみたり、ラジオ体操を行うスピーカーを準備してみたり。この辺から少しずつ職人さんが集まり始めます。朝なのに元気に雑談をしている職人さんと話すのが、僕はとても好きでした。

◇8:00~12:00
今日働く職人さんたちと、現場監督側の職員が一堂に会して朝礼を行います。ラジオ体操を行ってから、今日の作業を発表しあい、安全担当である新人さんも拡声器をもって注意事項を発表します。慣れるまではかなり緊張する業務です。




これが終わると、現場がいよいよ動き出すわけです。最初の関門は「受け入れ」と「搬入」です。新しく現場に来た職人さんには、この現場のルールの説明を行います。知らずに勝手に動いてけがをされては困るからです。

そしてすぐに現場に向かい、今日使う資材の搬入作業をしっかりと見届けます。大きな荷物は、置き場所を間違えると大変だからです。後の時間は職人さんの動き出しを見ながら現場を歩きます。コミュニケーションを取りながら現場を歩く、最もあわただしい時間です。

10:00になると職人さんは休憩。一方の新人さんは現場事務所に戻り、コーヒーでも飲みながら雑談をしたりします。ただ、手元には職人さんの書いた安全書類がありますので、その間にササっとチェックをしていくのです。

休憩が明けると、ようやく現場で自分の仕事をする時間になります。工事写真を撮ってみたり、次の作業の準備をしたり。職人や先輩に振り回されがちな新人にとっては、貴重な自分の仕事ができる時間。こうして昼食の時間まで現場で動き回るのです。

◇12:00~15:00
12:00からの1時間はお昼の休憩です。その使い方は自由。先輩とご飯に行くこともありますし、買ってきたお弁当をササっと食べてお昼寝する人もいます。ずーっとYouTubeを見ている人だっています。思い思いにどんなことをしてもいいという、至福の1時間です。

13:00になると、気だるさを押さえながら少しだけデスクワークをします。新人さんはあまり机での仕事は多くありませんが、それでも設計図を読んでみたり、コンクリートの数量を計算したりとやることはあります。

それが終われば、また現場に戻ります。お昼前にやっていた業務の続きをやることもありますし、また違うことをしたりもします。ただ、職人さんはずっと作業を続けていますので、わからないことがあれば、どんどん質問が飛んできます。




それに答えたり、先輩に聞きに事務所へ戻ったりしながら、バタバタと現場を走り回るのがこの時間。そして15:00の打合せ時間に向けて、準備をしていかなければいけません工事日誌を準備したり、明日の作業を確認したりしていくのです。

◇15:00~17:00
15:00からは、作業をしている人のリーダーたちが集まって、今日の作業の進みと、明日の方向性を確認する「職長会議」というものが開かれます。時間帯は現場によって違い、13:00から始めたり、11:00から始めたりするところもあります。ここでは15:00からのようですね。




会議で明日の方向性がわかったなら、終わり次第手配をしていきます。電話やメールを駆使しながら足りない資材を手配したり、来週の作業準備をしてみたりと、明日以降の作業準備にかかります。慎重に、かつスピーディーにこなしていかなければいけない、重要な仕事なのです。

そして現場は終盤戦。17:00に近づくと職人さんが作業の片づけを始めていきます。その時には新人さんも現地に行きます。施工管理の目線は常に明日。「片付け」とは、明日のための「準備」なのです。

片づけをせずに帰る職人さんをチェックし、しっかりと終わらせてから帰ってもらう。これを毎日続けられるからこそ、現場は整理され、仕事はスムーズになり、事故も起きづらくなります。

最後に職人さんがすべて帰ったのを見届け、電気を消し、施錠をして現場事務所に戻ります。17:00に職人さんがいなくなるため、新人さんの戻りはその30分後くらいになる事が多いと思います。

◇17:00~19:00
現場作業が終わり、事務所に帰ってくると残務を整理します。工事日誌を書き終えて上司に提出してみたり、細かい書類整理を行っていきます。また明日の朝、職人さんに渡さなければいけない図面だったり、指示するためのメモだったり。次の日の準備を行います。

ここが簡単に終わる時もあれば、かなり苦労してしまうこともあるのです。そして最後に自分の明日の動きを決めたなら、18:00~18:30頃には待ちに待った帰宅です。

19:00頃に家についたら、そこから先はプライベートタイム。遊びに行くもよし。飲みに行くも良し。ゲームをするもよし。思いっきり楽しみ、そして明日のために休みましょう。

◇まとめ
なんとなくイメージできたでしょうか。最後にもう一度表を見てみてください。そして色に注目しましょう。現場係員は緑が多いのに対し、現場主任はオレンジが多いのはおわかりでしょうか。

これはつまり、仕事ができるようになるにつれ、だんだんとデスクワークが中心になっていくということです。係員は7割くらいが現場。主任は7割くらいが事務所。このように働き方がだんだんと変わっていくんですね。

最初にも言いましたが、この1日はほんの一例です。毎日様変わりする現場の中で、どこまで行っても違うことをし続けるワクワク。臨機応変に戦えるように、たくさん学び、経験をしていってほしいと思います。



【プロフィール】 
武田祐樹(たけだひろき)
HT RaisePLAN 代表 
総合建設業に17年在職し、官民問わず数多くの実績を積む。
建設業の効率的な働き方を実現するため、
現在はオンラインを中心に活動し、
中小企業デジタル化応援隊事業(中小企業庁)のIT専門家としても活躍。

【保有資格】
1級建築士、1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士

【運営事業】
◇GENBA Lab.(現場ラボ)運営
オンライン新人研修、効率化サポート
https://genba-lab.com/

◇その他オンライン講師、オンラインセミナー活動も実施

【メディア活動】
◇YouTubeチャンネル【建設業を持ち上げるTV】
https://www.youtube.com/c/nextconstruction

◇音声配信【たけだの作業日報】
https://open.spotify.com/show/2qPIT6VYOzjcp9eBrFODLI

◇インスタグラム【3分で学べる建設コラム】
https://www.instagram.com/genba.lab/


その他Twitterや雑誌、各種メディアサイトでも記事を掲載
(Twitter:https://twitter.com/Takeda_Hiroki81)

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