どんなに立派な建物も、人の暮らしに必要な“電気、ガス、空調、水道”がかよわなければ、最終的には未完成です。建物の完成に必要なこの工程を担うのが建設設備の仕事。今回は空調設備のベテランが、仕事の意義やこだわりについて語ります。
木田 善隆(きだ よしたか) 部長/現場監督
高校から設備工業科、配管設備工事歴は27年。大規模商業施設をはじめ多くの経験と実績を有しています。趣味は冷静な分析に基づいた釣りと家庭菜園。家庭では面倒見のいいパパ。
建設における設備、担う役割とは?
建物はよく人のカラダに例えられます。骨や筋肉が躯体、血管や内臓、さまざまな器官にあたる部分が設備。具体的には、空調、衛生(水道・ガス)、電気、防災(スプリンクラー)ですね。酸素や栄養が循環しなければカラダとして機能しないように、建設における設備工事は、建物に命をかよわせる役目を担う仕事です。
設備を長持ちさせる方法は?
カラダがちゃんと機能しているか確認するために、私たちは健康診断をうけますね。建物も同じように、安全で快適な環境を維持するためには、定期的な点検・メンテナンスが必要です。改修工事を専門とし、建物内部の健康管理をする私たちは、まさにビルドクター(建物のお医者さん)。どんな体の不調でも相談できる“かかりつけ医”のように、和田工業も建物のあらゆる不調に対応しています。
設備の寿命は?交換のタイミングは?
設備の寿命はだいたい15年。家庭用のエアコンは「故障したら取り換えよう」でもOKですが、既設のビル・マンション・商業施設などの場合は、営業に支障がでないよう計画的に行うことが理想です。また、大型施設になると、エアコンだけでもとんでもない電気代がかかるので、取り換えの時期には必ず省エネ提案をするようにしています。電気代が半分になるなら、「まだ動いているけどそろそろ交換しようか」 と、なるでしょう? 施工技術だけでなく、お客様の側に立った提案力の高さも私たちの強みです。
配管工事はつないでいくだけで簡単?
空調が正常に機能するためには、単に管をつなぐだけでなく、吸気と排気のバランスや系統など、知っておくべき知識がたくさんあります。仕組みを理解していない業者の施工により、“騒音でお客様の声が聞こえない”“溜まっていたホコリが一気に噴き出し商品が台無しになった”という事例もあるんですよ。配管はとても奥深い仕事。和田工業では豊富な実績とノウハウをもとに、調査の段階からクオリティの高い工事を提案し、お客様から選ばれ続けています。
設備工事は見えない部分の地味な仕事、と思われがちですが、建物を生きた建物にする重要な役割を担っています。みなさんに少しでも興味を持っていただけたら、嬉しく思います!
