イタリア研修レポートpart2
ヴェネツィアには4日ほど滞在していてかなりの量料理を食べたので今回は食べたものを紹介します。
【1日目 夜 Ristorante Do Forni】
最初に訪れたのはヴェネツィアの老舗リストランテ「Do Forni」。内装はクラシックな高級店らしい雰囲気で、観光地にありながら落ち着いた空気感のある店だった。
この店では、生ハム、生牡蠣、アスパラのビスマルク風、魚介の盛り合わせ、マグロとナスのパッケリ、アスパラとスカンピのトンナレッリ、ティラミス、パンナコッタ、クリームプリンなどを注文した。
生ハムは現在日本ではイタリア産のものが食べられないため、現地で食べられたこと自体が非常に良い経験だった。塩味は尖っておらず丸みがあり、噛むほどに甘みと旨みが広がる。イタリアの生ハムは脂だけではなく、“熟成した肉の甘み”を楽しむ食材なのだと実感した。
生牡蠣は普段あまり食べないが、せっかくなので挑戦した。ミネラル感が非常に強く、海水由来のしっかりとした塩味が印象的だった。
魚介の盛り合わせは、ヴェネツィアらしい“素材主体”の料理だと感じた。ほとんど塩がされておらず、魚介そのものの味を楽しませる構成になっていた。特に印象的だったのは、生スカンピと甘エビ。ねっとりした食感と濃い甘みは非常にレベルが高かった。
一方で、マグロのタルタルやカンパチ、スズキなどは自分には少し味が弱く感じられたため、塩とオリーブオイルを加えて食べた。この時使ったオリーブオイルが非常に香り高く、それだけでも印象に残っている。
マグロとナスのパッケリは、マグロ、ナス、ミニトマトを使ったラグービアンコ。単純なマグロの旨みだけではなく、甲殻類系の出汁も感じるような複雑な旨みがあり、非常に完成度が高かった。
アスパラとスカンピのトンナレッリは逆に、アスパラガスの風味を主体にしたパスタという印象だった。アスパラの甘みと青い香りを軸に、スカンピの香りと食感がアクセントとして入ってくる感じで、素材の立たせ方が非常に勉強になった。
【1日目 深夜 Ristorante San Silvestro】
2軒目として訪れた店。ここではアマトリチャーナ、ボンゴレ、T-ボーンステーキを注文した。
アマトリチャーナはメニューには載っていなかったが、リクエストすると作ってくれた。グアンチャーレがたっぷり入っており、トマトソースはかなり煮詰められていて濃厚。シンプルながら満足感の強いパスタだった。
ボンゴレはアサリの旨み自体は非常に良かったが、調理中に強火が当たりすぎたのか若干ガスの香りが移ってしまっていた。美味しかっただけに少し惜しく感じた。
T-ボーンステーキは赤身主体ながら脂の存在感もしっかりあり、非常に肉々しい仕上がり。噛み締めるほど旨みが出る、“肉を食べている感覚”の強いステーキだった。
【2日目 朝 Cantina Do Mori】
ヴェネツィア最古とも言われる老舗バーカロ。日本のおばんざい屋のように、小皿料理の中から好きなものを選ぶスタイルだった。
特に印象的だったのは、ラルドのクロスティーニとバッカラ・マンテカートの2品。
ラルドのクロスティーニは、パンにラルドを乗せただけの非常にシンプルな料理だが、ラルドのコクと旨みが圧倒的で、素材の力だけで成立している料理だった。
バッカラ・マンテカートは、イタリアで食べるとかなり塩味が強いと聞いていたが、こちらはクリーミーで優しい味わい。想像していた方向性と違ったことで、逆に印象に残った。
【2日目 昼 San Polo】
ここではサルデ・イン・サオール、牛肉のカルパッチョ、ニョッキ・ジェノベーゼ、ペスカトーレを注文した。
サルデ・イン・サオールはイワシ好きということもあり非常に好みだったが、個人的には少しオイルが多めに感じた。
牛肉のカルパッチョは、一般的なカルパッチョというよりブレザオラに近い印象。日本では牛肉を生に近い状態で食べる機会が少ないため、現地ならではの経験だった。
ニョッキ・ジェノベーゼはチーズとオイルの量がかなり多く、さらにニョッキ自体も非常にもっちりしていたため、一人で食べ進めるにはかなり重かった。ただ、一口目のインパクトは非常に強く、「最初の美味しさ」と「最後まで食べ切れるバランス」の両立の大切さを改めて感じた。
ペスカトーレは魚介の旨みが非常に濃く、アサリやムール貝も大ぶりで食べ応えがあった。個人的にはもう少し塩を効かせても好みだったが、ヴェネツィアの料理全体として、“素材を前面に出す味付け”の傾向を感じた。
ヴェネツィアには4日ほど滞在していてかなりの量料理を食べたので今回は食べたものを紹介します。
【1日目 夜 Ristorante Do Forni】
最初に訪れたのはヴェネツィアの老舗リストランテ「Do Forni」。内装はクラシックな高級店らしい雰囲気で、観光地にありながら落ち着いた空気感のある店だった。
この店では、生ハム、生牡蠣、アスパラのビスマルク風、魚介の盛り合わせ、マグロとナスのパッケリ、アスパラとスカンピのトンナレッリ、ティラミス、パンナコッタ、クリームプリンなどを注文した。
生ハムは現在日本ではイタリア産のものが食べられないため、現地で食べられたこと自体が非常に良い経験だった。塩味は尖っておらず丸みがあり、噛むほどに甘みと旨みが広がる。イタリアの生ハムは脂だけではなく、“熟成した肉の甘み”を楽しむ食材なのだと実感した。
生牡蠣は普段あまり食べないが、せっかくなので挑戦した。ミネラル感が非常に強く、海水由来のしっかりとした塩味が印象的だった。
魚介の盛り合わせは、ヴェネツィアらしい“素材主体”の料理だと感じた。ほとんど塩がされておらず、魚介そのものの味を楽しませる構成になっていた。特に印象的だったのは、生スカンピと甘エビ。ねっとりした食感と濃い甘みは非常にレベルが高かった。
一方で、マグロのタルタルやカンパチ、スズキなどは自分には少し味が弱く感じられたため、塩とオリーブオイルを加えて食べた。この時使ったオリーブオイルが非常に香り高く、それだけでも印象に残っている。
マグロとナスのパッケリは、マグロ、ナス、ミニトマトを使ったラグービアンコ。単純なマグロの旨みだけではなく、甲殻類系の出汁も感じるような複雑な旨みがあり、非常に完成度が高かった。
アスパラとスカンピのトンナレッリは逆に、アスパラガスの風味を主体にしたパスタという印象だった。アスパラの甘みと青い香りを軸に、スカンピの香りと食感がアクセントとして入ってくる感じで、素材の立たせ方が非常に勉強になった。
【1日目 深夜 Ristorante San Silvestro】
2軒目として訪れた店。ここではアマトリチャーナ、ボンゴレ、T-ボーンステーキを注文した。
アマトリチャーナはメニューには載っていなかったが、リクエストすると作ってくれた。グアンチャーレがたっぷり入っており、トマトソースはかなり煮詰められていて濃厚。シンプルながら満足感の強いパスタだった。
ボンゴレはアサリの旨み自体は非常に良かったが、調理中に強火が当たりすぎたのか若干ガスの香りが移ってしまっていた。美味しかっただけに少し惜しく感じた。
T-ボーンステーキは赤身主体ながら脂の存在感もしっかりあり、非常に肉々しい仕上がり。噛み締めるほど旨みが出る、“肉を食べている感覚”の強いステーキだった。
【2日目 朝 Cantina Do Mori】
ヴェネツィア最古とも言われる老舗バーカロ。日本のおばんざい屋のように、小皿料理の中から好きなものを選ぶスタイルだった。
特に印象的だったのは、ラルドのクロスティーニとバッカラ・マンテカートの2品。
ラルドのクロスティーニは、パンにラルドを乗せただけの非常にシンプルな料理だが、ラルドのコクと旨みが圧倒的で、素材の力だけで成立している料理だった。
バッカラ・マンテカートは、イタリアで食べるとかなり塩味が強いと聞いていたが、こちらはクリーミーで優しい味わい。想像していた方向性と違ったことで、逆に印象に残った。
【2日目 昼 San Polo】
ここではサルデ・イン・サオール、牛肉のカルパッチョ、ニョッキ・ジェノベーゼ、ペスカトーレを注文した。
サルデ・イン・サオールはイワシ好きということもあり非常に好みだったが、個人的には少しオイルが多めに感じた。
牛肉のカルパッチョは、一般的なカルパッチョというよりブレザオラに近い印象。日本では牛肉を生に近い状態で食べる機会が少ないため、現地ならではの経験だった。
ニョッキ・ジェノベーゼはチーズとオイルの量がかなり多く、さらにニョッキ自体も非常にもっちりしていたため、一人で食べ進めるにはかなり重かった。ただ、一口目のインパクトは非常に強く、「最初の美味しさ」と「最後まで食べ切れるバランス」の両立の大切さを改めて感じた。
ペスカトーレは魚介の旨みが非常に濃く、アサリやムール貝も大ぶりで食べ応えがあった。個人的にはもう少し塩を効かせても好みだったが、ヴェネツィアの料理全体として、“素材を前面に出す味付け”の傾向を感じた。
