(1)まず就職活動における「選考」の区分
応募する会社によって差異はありますが、概ね2つに分けられます。
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ご存知の通り、新型コロナウイルス感染によって「書類選考」はそのままですが、「対面選考」がこれまで通りに出来なくなり「オンライン面接」が実施されるケースが増えていますね。
そして、「オンライン面接」だけで内定を出す企業もあるようですが…やはり「リアル面接」にこだわっている会社も多いです。
新卒採用の「面接」の回数で最も多いのは「2~3回」と思います。その中で「最終面接」はリアル面接を実施する会社は依然多い~そう思います。
さて、その面接は内定を得る上で最も大事な選考とも言われます。でも、専門学校生は「専門スキル採用」の面もありますので、書類選考(特にポートフォリオやエントリーシート)の準備も大事です。これは自分自身の努力が大きい。
一方、面接は相手(面接官)があることですし、また、何を聞かれるかわからないので準備が難しいですね。
ちなみに、面接の始まりは大概「自己紹介」ですので、これはしっかり準備しておけますね。
一方、面接は相手(面接官)があることですし、また、何を聞かれるかわからないので準備が難しいですね。
ちなみに、面接の始まりは大概「自己紹介」ですので、これはしっかり準備しておけますね。
(2)企業が面接で知りたいこと=あなたの「コミュニケーション力」
平均すると2~3回の面接選考で、企業側がみたい(確認したい)ことの1つは「あなたのコミュニケーション力」です。
面接官から色々な質問がされ、あなたの答える内容・答え方から「コミュニケーション力が高い、低い」を判断します。
それ以外にも「志望動機はどうか」「発揮できる能力はどうか」なども見ます。面接=相互コミュニケーションの場ですから、根底には「あなたのコミュニケーション力」が見られていると思って下さい。
それ以外にも「志望動機はどうか」「発揮できる能力はどうか」なども見ます。面接=相互コミュニケーションの場ですから、根底には「あなたのコミュニケーション力」が見られていると思って下さい。
以前、ある本に書かれていたのですが、とある社会科学者の研究によれば「仕事においてコミュニケーションを伴う割合は平均7割である」というのです。そのコミュニケーションの中には仕事遂行の基本とされる「ほうれんそう(報告連絡相談)」や対面での会話(言葉)以外の「Eメール、手紙」も含みます。
黙々とデザイン制作などをするクリエイターも「自分自身とコミュニケーションして創作している」という考え方もあります。
黙々とデザイン制作などをするクリエイターも「自分自身とコミュニケーションして創作している」という考え方もあります。
そう考えると「7割」という説も妥当性が高いように思うのです。
(3)では「コミュニケーション」「コミュニケーション力」とは何でしょうか?
少し学術的な言い方になりますが、お付き合い下さい。
●コミュニケーション
この語源には諸説ありますが、私の想いに最も近いのはラテン語のコムニカチオ (communicatio) です。
コムニカチオの意味は「分かちあうこと、共有すること」です。
このことからコミュニケーション=お互いの間にある情報や感情を共有する、分かち合うことではないかと思います。
この語源には諸説ありますが、私の想いに最も近いのはラテン語のコムニカチオ (communicatio) です。
コムニカチオの意味は「分かちあうこと、共有すること」です。
このことからコミュニケーション=お互いの間にある情報や感情を共有する、分かち合うことではないかと思います。
●コミュニケーション力
語源と関連づけると「共有する力、分かち合う力」となりますが、それは以下の4つの力で構成されると思います。
語源と関連づけると「共有する力、分かち合う力」となりますが、それは以下の4つの力で構成されると思います。
- 話す力=簡潔明瞭に話す、余計な間投区(あの~、その~、え~等)が少ない
- 聞く力=反応(相づちや頷き等)して最後まで聞く
- 場を見る力=話し合いの状況を把握し、相手の仕草などからも感じ取る
- 理解する力=相手が言っている事の本質を掴む
~~~等です。
4つとも高い方もいるでしょうし、聞く(聴く)事がとっても上手という方もいます。
面接ではこの4つの「力」を見られている~かもしれません・・・面接官によって見るポイントが異なるので、これが絶対ということではありません。ご留意下さい。
(4)心理学の理論を応用して面接に備える
①面接での第一印象の管理
行動心理学者アルバート・メラビアンによれば、人(お互い)の第一印象を決定する構成要因として、以下のように研究成果を発表しています。
この割合を知っている方もいらっしゃると思いますが、メラビアン博士が発表した数字は;
視覚(目)に入る表情・態度 着ている服装、髪形、眼鏡なども含みます 58%
聴覚(耳)に入る言い方 声の質、アクセント、早さ、大きさなどです 35%
言葉の内容 語彙(ボキャブラリー)、言葉の選択 7%
そして、メラビアン博士はこんなことも加えています;
人は相手(お互い)の第一印象を決める時間と割合は『約3分で約7割』だとしています。また、作った印象を変える為には『約20時間』のコミュニケーションが必要だと言っています。こういう第一印象を心理学では「初頭効果」と言います。博士の数値の妥当性にはいくつかの反論はあります。ただ、「人は見た目が9割」という言葉があるように、第一印象での視覚効果はとても大きなものがあるのは確かでしょう。
因みに、「表情」で最も重要なのは何でしょう? それは「目」です。「ビジネスコミュニケーション」という本では「面接官の9割が最初に相手(面接を受ける方)の目を見る」とあります。
また、態度でいうと、私の面接経験では「入口から面接官の前に来られるまでの歩き方」が印象に影響するように思います。緊張して“チョコチョコ的”な歩き方、胸を張って堂々とした歩き方…どちらが良い印象を与えるか想像できますよね?
因みに、第一印象(初頭効果)ですから、それとは逆の効果理論/親近効果というものもあります。でも、まずは第一印象を良くすることを心掛けたいものです。
②あなたのコミュニケートスタイルを可視化する自我状態(エゴグラム)
「あなたのコミュニケーションスタイルはどのようなものですか?」
と聞かれても直ぐに答えられないと思います。
スタイル(ここでは特性、特徴という意味)がわかれば、上手に管理、調整出来る事が増えます。このブログで何度も記していますが、就職活動の第一歩は「自己分析/自己理解」ですが、その1つに自分のコミュニケーションスタイルも分析・理解しておくと良いでしょう。
ここでは、心理学の「交流分析(トランザクション・アナリシス)」の中の「自我状態(エゴグラム)」を活用して、ご自分のコミュニケーションスタイルを可視化してみましょう。コミュニケーションスタイルが分れば、メラビアンの法則と合わせて活用することで、面接であなたが面接官に与える(かもしれない)第一印象も把握できます。
「自我状態(エゴグラム)」とは何でしょうか?
まずは以下のURLで簡単な説明がされています。それを確認し、実際にあなたの自我状態を診断できるようになっています。診断は無料です。
「自我状態(エゴグラム)」https://commutest.com/egogram/
そのサイトで質問に答えますと、下記のようなグラフ図が示されます。(※下記は類似サンプル例です)
そのグラフをメモするなどしておいて下さい。そのグラフを基にあなたのコミュニケーションスタイルを考える事が出来ます。
それは次回のブログで紹介します。
そのグラフをメモするなどしておいて下さい。そのグラフを基にあなたのコミュニケーションスタイルを考える事が出来ます。
それは次回のブログで紹介します。