(1)就職活動のゴールはどこですか?
①内定を得た(決めた)とき
②会社に入社(多くは4月1日)したとき
③入社して“居所感”を得たとき
~~~などが考えられますね。どれも正しいと思います。
私が企業でさせて頂く研修の1つに「内定者フォロー研修」というのがあります。その目的はいくつかあります。
- 内定者の入社意思の向上
- 内定者同士のチーム化を図る
- 社会人の心構え醸成やビジネスマナーなどの基礎学習の動機付け
などです。
その内定者研修で参加された学生の上記の問い/就職活動のゴールはどこですか?を投げかけます。
多くの学生は「①内定を決めるまで」に手を挙げます。という事は、就職活動は「内定獲得活動」とも言えそうですね。
就職活動・・・単純に解せば「職=仕事に就く活動」という事ですから、私的には少なくとも「②その会社に入社するまで」が、妥当性が高い答えだと思います。更に期待すれば「③入社=仕事して自分の居所感を得る」までとしたいと思うのです。
- 内定を得る(決める)」までの活動は「自己分析」「会社研究」「選考活動(面接、筆記試験など)対策」
などが主な内容ですね。
では、内定後に始まる「②会社に入社するまで」の活動とは何でしょうか?
また、入社して「③その会社(仕事)に居所感を得るまで」の活動は何でしょうか?
また、入社して「③その会社(仕事)に居所感を得るまで」の活動は何でしょうか?
今回はその辺りを述べたいと思います。この時点で多くの学生は「①内定を得る」ことに一生懸命だろうと思います。そんな中で「②会社に入社するまで」を考えることは「①内定を得ること」に役に立つ部分があります。
(2)就職は人生最大級の転機(トランジション)ですね
転機・節目の意味は何となく分かりますよね。ある時、ある出来事を境に環境などがガラッと変わるような状況の事です。そんな転機・節目の事を、就職も含む「キャリア」を考える時に、英語では「トランジション」といいます。
私は学生の皆様の3倍以上の人生を歩んできましたが、本当に様々な転機・節目がありました。その中で、今思っても大きな転機・節目だったなと思う事は「就職」でした。就職=学生から社会人になるという事ですね。
※社会人というのは会社人(組織人)になる、働く人になると同意語と思って下さい。
※社会人というのは会社人(組織人)になる、働く人になると同意語と思って下さい。
小学校入学から16年間続いた学生時代が終わって社会人になるという大きな「節目・転機」。それから四十数年・・・今も「社会人」が続いていますし、その社会人の中にも色々な転機・節目はありましたが、最初の就職が最も大きな節目・転機だったと思っています。
さて「学生から社会人になる」という大きな節目・転機は3段階(ゴール)で構成されるといえるでしょう。
「人生は節目・転機の連続だ」と言う方がいますが、就職活動も連続性あるものといえますね。
「人生は節目・転機の連続だ」と言う方がいますが、就職活動も連続性あるものといえますね。
では、私が言う「学生から社会人になる」のが最大級の転機・節目という意味を考える上で、2つは何が、どう異なるのでしょう・・・それについて下表を使って考える方法もあります。
如何ですか?
如何ですか?
例えば、お金の流れでいえば、学生時代は学校に授業料として払っていました。社会人になれば、会社から貰います。払うから貰う…流れが逆になりますね。
このように学生から社会人になるという人生最大級の転機です。その転機の内容を少しでも知っておくことが「就職活動/まずは内定獲得活動」への備えにもなるはずです。
上図は内定が決まり、4月に入社するというパターンの構造図です。これから「就職活動/内定獲得活動」をする過程にも、いくつかの節目・転機があるように思います。
このように学生から社会人になるという人生最大級の転機です。その転機の内容を少しでも知っておくことが「就職活動/まずは内定獲得活動」への備えにもなるはずです。
上図は内定が決まり、4月に入社するというパターンの構造図です。これから「就職活動/内定獲得活動」をする過程にも、いくつかの節目・転機があるように思います。
内定獲得活動も含めて「学生から社会人になる」という人生最大級の転機・節目への備えをする。いわば、ハードな運動をする前の「準備運動」に例えて「ウォーミングアップ」と記しましょう。
(2)大きな節目(トランジション)への準備活動(ウォーミングアップ)について
では、就職活動の各段階にやっておきたい準備とは何でしょうか?
●第1段階/内定獲得まで
これは既に準備されている方が多いと思います。ご存じの事ですが;
- インターンシップ/企業見学会参加
- 自己分析
- 業界、業種、会社研究
- 応募書類(ポートフォリオ、履歴書など)作成や面接の練習
★専門学校生にとってポートフォリオは本当に大事ですね。私も採用に関わってきた中で、芸術系の学生のポートフォリオを何度か拝見しました。
その経験からすると、応募する企業の業界、商品などを考慮して相手のニーズにあったポートフォリオが作成出来るとより効果的かなと思います。
その経験からすると、応募する企業の業界、商品などを考慮して相手のニーズにあったポートフォリオが作成出来るとより効果的かなと思います。
他にやっておきたいのは「思う通りにならない事への心構えを作る事」だと思います。
就職活動は自分の思い通りに進まないことが多いし、だから予測も立てづらい事が多い。柔軟性が大事になると思います。
就職活動は自分の思い通りに進まないことが多いし、だから予測も立てづらい事が多い。柔軟性が大事になると思います。
例えば、選考で最も大事とされる「面接」でもどういう方が目の前に現れるか全く分からない事が多いでしょう。だから、見知らぬ人とコミュニケーションする機会を敢えて作るようにしてみたり、(面接相手は間違いなく皆さんより年長者ですから)年上の方とお話する体験を沢山積むようにする~~などがあります。
●第2段階/内定から入社まで
さあ、頑張って見事に内定を獲得した次のステップも大事ですね。内定から入社までの段階でやっておきたい主な準備としては;
- 引き続き学生本業の勉強を頑張る
- ビジネスマナーの知識習得
- 生活リズムの修正(朝方への切り替えなど)
- 新聞、本を読む習慣を身につける
~~などです。
★ビジネスマナーについて、多くの会社は4月入社後の「新人導入研修」でビジネスマナーの練習を取り入れています。
私は内定者フォロー研修で内定者(当然、まだ学生です)にこう申します;
『皆さんは4月から会社に入り、直ぐに給与を貰う対象になります。その給料は何に対してですか? そう「仕事したこと」への対価ですね。そして、仕事の仕方などを覚えることは仕事だと思います。 では、ビジネスマナーを学ぶことは仕事ですか? ビジネスマナー/挨拶の仕方、敬語、名刺交換、ビジネス文章・メール作成の基本・・・などを覚える事は仕事といえますか?』
答えは様々だと思います。そして、ビジネスマナーの内容は範囲が広いですから、それを全て準備してくることだと申すのではありません。
ただ、書店で売られているビジネスマナー本を1冊読んで理解するだけで、ビジネスマナーについて6割程度は準備OKだと思います。
『皆さんは4月から会社に入り、直ぐに給与を貰う対象になります。その給料は何に対してですか? そう「仕事したこと」への対価ですね。そして、仕事の仕方などを覚えることは仕事だと思います。 では、ビジネスマナーを学ぶことは仕事ですか? ビジネスマナー/挨拶の仕方、敬語、名刺交換、ビジネス文章・メール作成の基本・・・などを覚える事は仕事といえますか?』
答えは様々だと思います。そして、ビジネスマナーの内容は範囲が広いですから、それを全て準備してくることだと申すのではありません。
ただ、書店で売られているビジネスマナー本を1冊読んで理解するだけで、ビジネスマナーについて6割程度は準備OKだと思います。
あと、大事な準備の1つは「学生生活にちゃんと終わりを告げておく」ことです。学生時代にしか出来ないことをしっかりやり遂げておきましょう。「後悔」には2つありますね。
- どうしてあんなことをしたのだろう
- どうしてあの時にやっておかなかったのだろう
ダメージが大きいのは後者(やらずしての後悔)と言われます。
良い学生時代の終わり方をすることで、社会人のスタートに心新たに向き合えることでしょう。
良い学生時代の終わり方をすることで、社会人のスタートに心新たに向き合えることでしょう。
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あと「第3段階/入社から居所感を得るまで」がありますが、それは後日にさせて頂きます。
まずは何と言っても「第1段階/内定獲得活動」を頑張ることに集中です。申したように、その内定獲得活動にも大小の節目・転機があることでしょう。前掲の節目の概念図では「節目をくぐっている過程には不安、葛藤、失望などのマイナス感情があるかもしれない」とあります。
ある意味、それは当然の事であり、社会人になっていく大きな節目の準備活動(ウォーミングアップ)として受け止めていけると良いですね。
ある意味、それは当然の事であり、社会人になっていく大きな節目の準備活動(ウォーミングアップ)として受け止めていけると良いですね。
私の持論ですが「準備活動、行動は嘘をつかない」と思います。良い節目(トランジション)を超えていく為の準備される皆さんを少しでもサポート出来れば嬉しいです。