建築の現場ってどんな感じ?若手とベテランの本音トーク

株

株式会社ヤマジ

2025/03/13

記事画像
プロフィール

・美山宗雄(みやまむねお)
1994年入社 工事部 課長

・江草昌志(えぐさまさし)
2020年入社 大工
 
 
― お二人が建築業界を目指したきっかけを教えてください。

 
美山「僕は小学校のときに家を建てた経験がきっかけで、建築士になりたいと思ったんだけど、江草くんは?」
 
江草「僕も建築士になりたくて大阪の専門学校に入りました。でも、子どもの頃は近所の新築工事を見ていて、大工さんに憧れていた気がします。」
 
美山「江草くんはヤマジに入って4年目だよね。最初は管理の仕事を学んでいたけど、大工に転向したんだよね?」
 
江草「はい。入社1年後くらいですね。最初の現場は江坂の学校の新校舎の型枠工事(コンクリートを流す工事)で、美山さんとはそこからご一緒しています。初めて会ったときは、物腰が柔らかくて優しそうな方だなと思いました。」
 
美山「年の近い人が少なかったし、仕事を覚えるのが大変だろうなと思っていたよ。」
 
江草「学校で建築の基礎は学んだけど、実際に現場で仕事をするとなると全然違っていました。覚えることが多かったです。」
 
美山「車の運転と同じで、座学で学んでも実際にやってみないとできるようにならないよね。」
 
江草「管理の仕事は思っていた以上にやることが多くて驚きました。大工さんの人数確認や型枠を外す作業の手配なども含まれていたんです。」
 
美山「最終的には歩掛り(作業にかかる時間)と出来高を出さないといけないからね。現場の管理を効率よくこなすには経験が必要だから、最初は大変だっただろうね。」
 
―入社1年で大工に転向を希望した理由は?


江草「管理よりも、実際に手を動かしてものを作る方に魅力を感じたんです。」
 
美山「野球でいうと、監督と選手くらい役割が違うからね。大工になって印象に残っている現場はある?」
 
江草「須磨水族館の工事ですね。大工になってすぐ担当した現場だったので、先輩に教わりながら必死に手順を覚えました。」
 
美山「管理の仕事で見てきた建物とは違った大変さがあっただろうね。」
 
江草「はい。まったく違いました。」
 
美山「この仕事の面白いところは、同じ現場が一つとしてないこと。建物が同じでも場所が違えば周囲の環境も変わる。その違いに対応していくのが大変だけど、やりがいもあるよね。」
 
江草「確かに、現場ごとに新しいことを学べるのが面白いです。」
 
美山「4年前と比べると、筋肉もついてすっかり職人らしくなったなと感じるよ。」
 
江草「ありがとうございます!」
 
 
―現場仕事の一番大変なところは何ですか?
 


美山「僕が若い頃は休みがほとんどなくて、それが一番大変だったかな。『華金(バブル期に流行した、週末に向けた特別な金曜日を表す言葉)』とか『アフターファイブ』なんて無縁だったよ(笑)」
 
江草「今は土日祝休みでよかったです(笑) 僕は普通に夏の暑さと冬の寒さがキツイです…」。
 
美山「確かに。今は空調服やヒートテックがあるけど、夏の気温は昔より上がっているし、空調服も気温が体温を超えると熱風が出るから、保冷剤を仕込まないと意味がないしね。」
 
―それでも仕事を続けている理由は?

 
美山「やっぱり、毎回違う現場に携われる面白さかな。ものづくりが好きな人には飽きない仕事だと思うよ。」
 
江草「僕もものづくりが好きだからですね。型枠を作ってコンクリートを流して、それが建物になっていく過程を見ると達成感があります。」
 
美山「管理の仕事について言えば、大きな会社と違って、うちは一人の担当者が最初から最後まで関われる。その中で予算を管理し、作業を進め、利益を出すという一連の流れを経験できるのが面白い。」
 
江草「僕はまだ4年目なので、先輩の指示を受けながら動いている段階です。自分で考えて動きたいんですが、まだ感覚がつかめないことも多くて……。」
 
美山「でも、経験を積めば自然とできるようになるよ。」
 
江草「はい!これからも経験を積んでいきます!」

ー最後に、これから建築業界を目指す学生さんにメッセージをお願いします。



美山「この仕事は、チームで進めることが多いのでコミュニケーション力が求められますし、体力も必要になります。スポーツ経験がある方などは向いているかもしれませんね!」

江草「僕も高校時代は陸上をしていました!体力面はもちろんですが、仲間と協力してものづくりをすることがこの仕事の魅力です。明るく前向きな気持ちで、現場で一緒に働ける方と出会えるのを楽しみにしています!」
0
この記事が役に立ったら、いいねをお願いします!
個人が特定されることはありません。

おすすめの記事

  • 就活面接でぶっつけ本番は絶対ダメ
  • 店が変わっても活躍できる人が持つ「5つの力」
  • 本場の名店で修業を積んだシェフが語る 「今日より明日」のフランス料理
  • 中国料理は、なぜこんなに奥が深いのか。創業65年の料理長が語る4つの視点
  • 歴史のある店=厳格そう…… それってホント? 祇園の老舗で働く若手料理人に聞いてみた
  • 神戸の実力派パン職人が語る「好きを仕事にするということ」
  • おもてなしって「笑顔で丁寧に接すること」じゃないの?創業65年の中国料理店が明かす、一流のおもてなしとは
  • 16年の安定から居酒屋の社長へ 「やりたい」をやってみる独立の苦労と楽しさのすべて
  • 居酒屋で手に入るのは「カメレオンの目!?」 社会で無敵になれる、状況把握のプロを目指せ!
  • 【第2回/現場編】線路工事の現場って何をしている?~電車が安全に走る“裏側”の仕事
  • 一軒の和菓子屋が、街の灯りになるまで。
  • 地味?やりがいは?ルーティンワークがメイン? 先輩たちに聞きました!運用・保守のイメージとリアル
  • ツバメヤの味は、どこから生まれたのか  「まっちん」とたどる、素材を大切にするお菓子づくり
  • 施工管理はイメージと全然違う!? 若手座談会で徹底解剖!!
  • チョコほど甘い?甘くない? お菓子のワールドカップ(WPTC2012)優勝シェフに聞いた 「ショコラティエ」という仕事
株

ヤマジ

株式会社ヤマジ

本社:大阪府枚方市走谷1丁目25番50号

No image available
ヤマジ
株式会社ヤマジ
本社:大阪府枚方市走谷1丁目25番50号