高校卒業後、スポーツ専門学校に進学した神保勇佑さん。専門学校を卒業した後は入学時に考えていた接骨院ではなく、デイサービスを提供するポラリスへ。何がきっかけでポラリスを選ぶことにしたのか、専門学校で学んだことも踏まえてお話しを伺いました。
スポーツ専門学校へ行くきっかけはなんですか?
スポーツばかりやっていて、進路のことはあまり考えていませんでしたが、野球で怪我をして接骨院で治療を受けたのがきっかけでした。当時、肩をケガしたんです。それで接骨院に行って、「こんな関わり方があるんだ」と思い、専門学校のオープンスクールに参加しました。
そのため、専門学校は3年制の柔道整復学科を選び、専門学校に入っときは接骨院の先生を目指そうと思っていました。
専門学校で介護方面へ進んだきっかけはありますか?
最初は接骨院に進もうと思っていましたが、1年生の時、ひぃおばあちゃんが病気になり、88歳で亡くなりました。身内の世話をと考えたときに「何も出来ないのが嫌だ、辛い。関係できるような仕事に」と思い、リハビリ系を選択。3年生からは介護方面へ進もうと決意していました。
家族は喜んでいる反面、接骨院のほうがいいんじゃない?とも言われましたね。ひぃおばあちゃんがきっかけになったことは、なんだか恥ずかしくて詳しくは言えなかったです。
専門学校での就職活動とポラリスを就職先として選んだ決め手を教えてください
専門学校の就職の仕方は、いろいろあって、接骨院でバイトをしてそのままそこに就職した人もいます。私の場合、先生からの紹介でポラリスへ見学に行き採用になりました。書類が2回、面談3回でインターンもあり、5日間事業所で流れを見て経験しました。時期はたしか3年の2月〜3月ごろで、内定が決まってからインターンに参加する形です。
ポラリスはマシーンを使って利用者さんを良くしていく、基本ケアに重点を置くという方針です。ポラリスの「基本的なところに重点を置くことで、ご利用者様が良くなる」というところに惹かれました。よい成果を出して、利用者や身内を良くしていきたいという想いが強くなったわけです。そのため受けたのはポラリスのみでした。
ポラリスで実際に働いてみてどうですか?
最初は、まず他のスタッフに追いつくことが目標でした。他の人の仕事をできるように、先輩にたくさん教えてもらって、少しずつ覚えていきました。機械での運動、水分・食事という基本的な事はすべての事業所でやっていたことなので、思っていた通りに取り組めました。
もちろん想定とは違ったこともあります。ポラリスは車椅子の方もおられたのですが、とてもお元気でした。楽しそうで、ポラリスなら運動ができるというのを楽しんでおられるんですね。皆さま、目標をもってリハビリをされていました。
目標に向かってサポートするのがポラリスの方針で、その結果をアセスメントします。小さくても目標を引き出して少しずつできることを増やしていく、そうすると意欲が湧いてきます。こうしたやり方はポラリスの特徴ですね。
こうした取り組みは結果となって現れていて、「最近ここがよくなった」という声も聞けて、少し良くなっただけでも嬉しいですね。ここも良くしよう、他の人も良くしようと思えます。
専門学校へ進学して良かったことはなんですか?
私は3年から勉強をはじめた短期集中タイプで、柔道整復師の資格を取りました。資格試験に受からなければ採用なしの場合もあるので、必死に勉強しました。友達と勉強を教えあったり学校にいる時間も増え先生にも質問をしたり朝に補習講座を開いてくれたりですごく充実していました。この時期は大変よい経験でした。
また今でも影響を受ける友だちに専門学校で出会えました。3年間同じクラスだった子でよく一緒に遊んでいましたが、その子は途中で勉強に切り替えたりしていて、その姿を見て切り替えが必要だと私も思えました。
今でも情報を教えてもらって刺激になっています。その子が頑張っているのを見て、こちらも頑張ろうと思えます。他にも専門学校の友達は刺激になっていますね。病院のリハにいる子もいます。同じ勉強をしてきた人がまだまだ頑張っているのを見ると頑張ろうと思えますね。
今の中高生へメッセージをお願いします
野球ばかりで将来を考えていなかった中で、親にも言われて絞り出したのが接骨院でした。やりたいことを見つけるもの難しいです。まずは気になる仕事を調べることが大事。実際どうするかはおいといて、まず調べてみること。少しでも気になることを優先すべきです。
気になることがあるなら、専門分野に走るのも1つかなと思います。若い内に経験しておくのが武器になることは多々あります。経験して後から気づくこともありますが、早いうち・若いうちは武器になりますね。
一旦決めたらやってみる、もし違うとなったら切り替えもできます。専門職で資格とかあれば、次も決めやすいですし、選択も見えやすくて仕事も探しやすいです。
専門学校か大学か、それとも就職かと悩んでいる人もいるかもしれませんが、私は専門学校を選びました。私自身は進路を決めていましたが、家族全員がその進路を最初から認めてくれたわけではありません。
母は専門学校を押してくれましたが、父は反対でした。「社会を知らないのに、一つの道に決めて失敗するのは考えないのか?」と言われたんです。でも「このまま大学に進んでも、だらけて卒業も就職もできない。それなら覚悟決めて専門学校にいったほうがいい」と思ったんですね。資格をとったときに父が「よかったな」言ってくれて、はじめて認められた気がしました。
編集後記
入社4年目の終わり頃から所長になった神保さん。現場では、できるだけみなさんとお話しすることを心掛けているとのこと。その理由は急に利用者さんが亡くなったりすることもあり、「もうちょっとこんな風にしたら良かったのかな、何か見落としてたのかな」という後悔もあるからと伺いました。
「利用者みんな良くなってほしい」という想いのもと、「知っている人や身内にも広げていきたい」という目標を持って神保さんは頑張っています。資格を取って、その知識を生かして働くのが専門学校です。今回の神保さんのような働き方を参考に進路を選択してみてください。