発電機や変圧器、医療設備といった重量品は、トラック一台で運べるものではありません。数百トンを超える製品を、安全かつ確実に届けるために、綿密な輸送計画を設計するのが重量品輸送エンジニアです。
仕事は、製品情報を理解するところから始まります。現地を調査して輸送ルートを確認し、最適なトレーラーやクレーン、治具(製品を固定する道具)を選定。道路や橋が重さに耐えられるか、カーブを曲がりきれるかなどを、構造力学や強度計算、CADを使って検討していきます。土木や建築を学んできた方は、その知識を存分に活かせる仕事です。
たとえば、180トンの変圧器を運ぶ場合、全長45メートルの特殊なトレーラーで、交差点を封鎖し、橋を避けてルートを選び、三晩かけて時速5キロで運ぶこともあります。場合によっては、一つのプロジェクトに数年を要することもある、スケールの大きな仕事です。
【入社後の流れ】
入社後は約2か月の研修で基礎を学び、現場実習を経て配属。先輩やメンターのもとで業務を覚え、一通り身についたら担当として案件を任されます。荷主や協力会社と連携しながら、自らの計画通りに巨大な製品を安全に届けていきます。