
株式会社匠進吾
タクミシンゴ

料理の世界を志すなら、あえて「急がば回れ」という言葉を贈りたいと思います。今の時代、最短で技術を習得したいと焦る気持ちはよくわかります。しかし、基本を疎かにして早く板場に立つことだけを目指すと、いざ責任ある立場になったとき、自分を支える武器がないことに気づき、自分自身が苦しむことになります。 私は29歳で一度業界を離れ、漁師や配送の仕事など外の世界を経験しました。そこで学んだのは、人が嫌がる仕事を率先してやる誠実さや、誰に対しても嘘をつかない姿勢こそが、職人として一番の近道になるということです。技術の前に、まずは人として信頼される「土台」を築くこと。それが結果として、あなたの料理人人生を最も長く、輝かしいものにしてくれます。 「匠進吾」での修行期間は、あなたがプロとして一生食べていくための力を蓄える時間です。親方や先輩に守られ、失敗が許される今のうちに、自他共に認められる確かな力をじっくりと身につけてください。ここでしっかりとした根を張れば、将来どんな場所へ行っても、何度でも大きな花を咲かせることができます。技術はもちろん、人として愛され、信頼される職人を一緒に目指してみませんか?
代表取締役社長
高橋 進吾
鮨が美味しいのは、プロとして当たり前のこと。私たちが何より大切にしているのは、お客様に「今日は楽しかったな」と感じていただける温かい空気感です。カウンター越しの対面商売だからこそ、技術以上に「可愛がられる人間性」が重要になります。だからこそ、当店では 「人間性の育成」を大事にしています。取り繕った接客や背伸びした態度は、必ず見抜かれてしまいます。等身大で、誠実に人と向き合える人間であること。その人間性を育てていくことが、お客様を笑顔にし、長く愛される店につながると考えています。
私たちが目指しているのは、江戸前鮨の伝統を守りながら、お客様が明日への活力を充電できるような「心の拠り所」であり続けることです。美味しい鮨で笑顔になり、リラックスしてまた頑張ろうと思える。そんな幸せなサイクルを、この先もずっと繋いでいきたいと考えています。 また、共に働く仲間には、自信を持って自分の店を持てるぐらいの職人になってほしいと願っています。焦らずに、一生モノの「土台」をここで築いてほしい。夢を応援しながら、共に鮨を通じて世の中を明るくしていければと思っています。