「あれ……? ここはどこだ……?」
目を開けるとそこは上下左右が真っ白な空間。
今自分がどうしてここにいるのか思い出そうとするが、どう頑張っても直前の記憶を思い出すことができない。
突然のことに驚きを隠せずにいると、
「こんにちは、学さん」
と不意に声を掛けられた。
無意識的に声がした方に振り向くと、
そこにはぼんやりとした淡い人間くらいの大きさの謎の光があった。
「……もしかして自分に話しかけてますか?」
「そうだよ。初めまして、学さん。私は幻想の国『ルーセント・グローバル』の者だ。急なことで驚かせてしまったかな?」
「えと、いや、まぁ、はい……。
その、状況が飲み込めていないんですが、どうして自分はこんなところに?」
「簡単な事だよ、学さん。君は今、自分が置かれている状況に満足していないんだろう?」
そう、言葉を投げかけられて思わず言葉が詰まる。
謎の光の言葉は止まらない。
「大なり小なり現実に不満を覚えているとね、この空間に来ることがあるんだ。。。。
▼続く